ロボットで野菜の収穫作業を自動化!/AGRIST 高辻克海CVO インタビュー
――自社でもデータを取る? 21年10月に、農業法人AGRIST FARM(アグリストファーム、宮崎県新富町、山口孝司社長)を設立しました。設立1年目からロボットで収益性の高い農業ができると証明できれば、普及につながります。また、農業に参入したい企業向けに、ビニールハウスやロボット、AIなどがセットになったパッケージも用意しています。 ――農業ロボットは今後普及しますか? 農業ロボットやロボットを使った栽培方法について多くの視察要望をいただいており、農家や企業、行政の関心は高いと感じます。農業の担い手の現状を考えても需要は間違いなく大きいですし、普及させていかなければいけないと考えています。わが社のビジョンは「100年先も続く持続可能な農業を実現する」ことです。今後不可欠になる農業ロボットの開発を通して、持続可能な農業や地域社会の実現に貢献していければと考えています。
(聞き手・ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)
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