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2026.05.28
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[ショールーム探訪vol.43]「総合SIer」としての強みを体現/明和eテック「デモ展示場」

強みはAGVの複数制御

入谷友規執行役員(=写真右)とFP室の松井勇志主査

 同社は電気配線やアンドン(電光表示板)を設置する電気工事事業を前身とする。その後、製造DX事業やロボット・機械装置事業と事業領域を拡大し、自動車関連の主要メーカーの製造現場を自動化設備で支えてきた。

 特に2020年以降は工場や物流拠点で搬送作業を自動化する要望が増加し、AGVやその複数制御に対する顧客ニーズが拡大しているという。そこで、3つの事業が一体となって顧客に自動化ソリューションを提案する体制を強化してきた。

 入谷執行役員は「人手不足に加えて多品種少量生産の製造現場が増え、AGVやAMRを活用した無人化ラインへの要望が高まってきた。自動化設備で生産能力や競争力を向上したいとの思いがユーザーにはあるようだ」と語る。

 こうしたニーズを受けて20年に、AGVやAMRの実機に触れられるデモ展示場を開設した。

ミラボはメカナムホイールで縦横無尽に動けるのが特徴。記者も間近で見せてもらった

 明和eテックはAGVシステムの提案強化と併せてソフトの自社開発にも取り組んできた。今年4月には倉庫制御システム(WCS)「WCS e-PLUS(プラス)/LIGHT(ライト)」を発売。物流倉庫内のAGVやAMRを遠隔で監視し、最適な入出庫スケジュールを実行する。最大150台のAGVを同時制御した実績もあるという。

 河原博社長は「わが社は他社に先駆けてAGVを使った搬送の自動化提案に力を注いできた。その一環でソフトの開発にも注力し、AGVとのパッケージ販売で差別化を図った。今後はWCSを武器にロボット事業をさらに拡大したい」と意気込む。

[取材記者より]
デモ展示場は自動化システムをワンストップで提供する明和eテックの強みを体感できる。テストスペースでは、自動車業界の製造現場を熟知したエンジニアから最適な提案を受けられるだろう。近年は自動車に加え、半導体業界にもAGVの導入実績を広げている同社。搬送の自動化に課題や関心をお持ちの方は、ぜひ足を運んでみてほしい。

施設概要
名称:デモ展示場
所在地:愛知県豊田市西新町7-23-1 明和eテック本社1階
見学予約については専用ページか電話(0565-37-1800)から

○ショールーム探訪:記事一覧

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