「ワクワクを取り戻す」。新発想のロボやドローンをアキバから
学生や若者を主体にして取り組む
それらのロボットやドローンの開発の主体は、学生や若手の起業家を想定する。
失敗を恐れずに世界に挑戦する学生や若者を、各業界の「プロ」の大人が全力でバックアップし、成功体験やワクワクを共有するもくろみだ。
まず、今年5月には秋葉原で「Akiba Re-ROBO Fess(アキバ・リ-ロボ・フェス)」を開催する。展示会とステージ披露、体験イベントを一つにしたイベントだ。
展示会の規模は32ブースで、スタートアップや学生サークル、企業などの出展を積極的に誘致している。無料で出展できるという。
さらに今年夏以降には学生や若手の起業家向けに、事業アイデアやサービス、技術をプレゼンテーションしてビジネス構想を競うピッチイベントにもつなげていく構えだ。当初の取り組みが軌道に乗った先には、本格的に学生や起業家を支援する拠点を常設して発展させていく構想もある。
経験豊富な役員
同団体の幹部には経験が豊富なメンバーがそろった。
名誉会長を電子機器商社の加賀電子を創業した塚本勲会長が務める。また、元テルモ会長の中尾浩治氏とコネクターメーカーの白山(金沢市)の米川達也社長が評議員となった。
技術研究組合産業用ロボット次世代基礎技術研究機構(ROBOCIP、ロボシップ)の理事長を務める榊原伸介ファナック常勤顧問や千代田区議の小林たかや氏などがアドバイザーに就く。
なお、今春までに団体名をAkiba Tech & Art Connect-1(アキバ・テック&アート・コネクトワン、ATAC-1)に改称する予定だ。事業全体や製品のデザインにも注力する観点で「アート」の文言を加える。
来場者の一人は「秋葉原が培ってきたコンテンツと、日本の製造業が持つ底力。これらが新たなロボットやドローンとして形になった時、国内に新たな光が差す。そんな将来を予見できた」と声を弾ませた。

