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　独自技術でシステムの立ち上げを容易にするベンチャー企業の提案も話題を呼んだ。 　チトセロボティクス（東京都文京区、西田亮介社長）は、ロボットの動作制御ソフトウエア「クルーボ」をアピールした 　通常カメラとロボットを組み合わせる場合、その座標系を合わせて位置関係などの誤差を修正するキャリブレーションが必要になるが、クルーボはキャリブレーションせずに0.02mmの高い精度でロボットの手先を制御できる。ブースでは協働ロボットの先端に取り付けた棒を、直径のほとんど変わらない筒に差し込むデモを披露した。 　西田社長は「対象ワークとエンドエフェクターの相対位置に基づいてロボットを制御するため、ワークが動いてもそのままロボットを追従させられる。またロボットを載せる架台を動かしても動作を続けられるなど、環境の変化に柔軟に合わせられる」と話す。