ロボセルキットにはハンドや安全カバー、搬送に使うコンベヤー、作業スペースを上から見るカメラなどがある。
他にも同時に2つの部品を持てるハンド「ツインピッキングユニット」を発売予定で、長いねじを供給する「長尺ねじフィーダ」の開発も進めるなど、ラインアップの拡充に力を入れる。
周辺機器や対応の装置を組み合わせることで、スマートウィングの使い道は広がる。例えばスマートウィングはねじ締めに使えるが、FUJIの自社工場では、ねじを仕分けする作業にも活用する。他工程との連動も可能だ。梱包機と組み合わせれば、仕分けしたねじなどの部品を数量検査し、パッキングするまでを自動化できる。「単純な作業ほど人手不足に困っている。これからも自動化の幅を広げたい」と藤田部長は意気込む。——終わり(ロボットダイジェスト編集部)
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