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2023.11.07
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名古屋の専門展で、協働ロボや物流自動化の提案に熱視線

ノベルティーをポートまで

オートストアシステムが展示した自動倉庫システム
EXOTEC NIHONの「Skypodシステム」

 会場では、物流の自動化に焦点を当てた提案も脚光を浴びた。  ノルウェーに本社を置くオートストアの日本法人、オートストアシステム(東京都港区、安高真之社長)は搬送ロボットが「ビン」と呼ばれる専用コンテナをピッキングする自動倉庫システム「オートストア」を紹介した。今回は「ポート」と呼ばれるピッキングステーションも設置し、ノベルティーなどが入ったビンを搬送ロボットがポートまで運ぶデモを実施した。  安高社長は「最近は自動車業界や機械業界でも自動倉庫システムへのニーズが高まっている。製造業の中心地である中部エリアで開催される展示会だけあって、期待も大きい」と話す。  また、フランスの物流ロボットベンチャー企業EXOTEC(エグゾテック)の日本法人、EXOTEC NIHON(エグゾテック・ニホン、東京都港区、立脇竜社長)は自動搬送ロボットを使って入出庫作業を自動化する自動倉庫システム「Skypod(スカイポッド)システム」を展示した。自動搬送ロボットが保管棚を立体的に走行することでピッキングステーションまでトレーを搬送する方式を採用しており、スループット(処理量)が高いのが特徴だ。

(ロボットダイジェスト編集部 桑崎厚史)

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