社名変更の候補は「コンバム」一択の決意/コンバム(旧妙徳)伊勢幸治社長
工場面積1.5倍ながら生産量3倍に
――なるほど。 今回の新型コロナウイルス禍では、海外の生産活動が止まり、国内のサプライチェーンにまで影響する場面も少なくありませんでした。わが社の製品は全て、顧客の生産活動や出荷作業に密接に関係します。特に吸着パッドなどの消耗品を供給できず、顧客の生産を止める訳にはいきません。供給責任も含めて考えると、国内で徹底的に生産効率を高める方針にしました。 ――最後に今年への意気込みをお願いします。 わが社は今年から、コンバムに社名を変え心機一転しました。人手不足を背景にまだまだ成長するロボット市場にも注力します。生産体制も新たにし、全社を挙げて「ロボットハンドのコンバム」のイメージの確立を目指します。
(聞き手・ロボットダイジェスト編集部 西塚将喜)