特集・トピックス

自動ローディング装置 「TL-3F」 　１日30台ほどのトラックが行き交う物流現場がターゲット。一度で２個のパレットを隙間なく積み込み、トラック１台分の量である16パレットを12分でローディングする。マスト傾斜機構でパレットの持ち上げ時にマストをわずかに傾斜させるため、安定した姿勢でローディングでき、荷崩れを防ぐ。レールとローディング装置本体で構成したコンパクトな構造で、設置スペースを抑えられる。

自動搬送システム 「西部M／C-DIOシステム」 　マシニングセンタにワーク（加工対象物）パレットを自動搬送するシステムで、休日や夜間の自動運転を実現する。ワーク加工の各工程の進捗履歴管理機能を標準搭載。モノのインターネット（IoT）を活用した自動化技術で、生産状況や稼働状況をリアルタイムで管理できる。需要の変動に合わせて、加工や組み立て、出荷工程を効率的に自動化できる。モニターによる作業指示の表示や段取りステーションのロボット化にも対応する。

（ロボットダイジェスト編集部　斉藤拓哉）