[特集MECT2021 vol.4]工作機械とロボット、どう組み合わせる?
どこに置く? 何をさせる?
機械の横や前ではなく、機械の上にロボットを設置するメーカーもある。
タカハシキカイ(3C12)は、くし刃型NC旋盤にロボットを搭載して展示する。ロボットを機械の上に取り付けているため、非常に省スペースで、人の作業の邪魔にもならない。設置用のフレームはガントリーローダーと共用で「サイクルタイムが早ければガントリーローダー、少量多品種ならロボットが最適」と小林直樹名古屋営業所長は言う。会場に行けない遠方の顧客向けに、会場からライブ配信もしている(詳細は同社ウェブサイトから)。
会場内には、工作機械と組み合わせたシステム以外にも、ロボット関連の展示物は多い。THK(1B19)は多彩な製品を展示するが、目玉の一つとして来月発売予定のロボットハンド「ならいハンドユニット」をPRする。ハンドの把持面がワーク形状に倣うため、ハンド交換なしでさまざまな物をつかめる。接触点が多くなるため、把持による各接点の圧力が少なく、搬送時の破損リスクも軽減できる。挟んでつかむ「ならいグリップハンド」と吸い付けて搬送する「ならい吸着ハンド」の2タイプをラインアップする。「特集MECT2021vol.5」以降も、会場内で見つけたロボット関連の展示を引き続き紹介していく。(ロボットダイジェストMECT取材班)特集MECT202116pxポップアップを開くには、Shift+Enterを押してくださいポップアップを開くには、Shift+Enterを押してくださいポップアップを開くには、Shift+Enterを押してくださいポップアップを開くには、Shift+Enterを押してください379ワード