マイクロメートル単位の加工精度を追求する同社では、髪の毛の10分の1程度のわずかな誤差さえも許さない。
高い精度でワークを加工しているだけに、製造現場では腕利きの職人が機械と真剣に向き合っているのではないか――。
こうした光景をイメージしていると、同社の工場の雰囲気に驚くかもしれない。
2017年に稼働した第3工場では、垂直多関節ロボットと円筒研削盤(円筒形状のワークの外周面を加工する工作機械)で構成された2つのロボットシステムが稼働する。この他、単体の円筒研削盤も複数台設備されている。
2台のロボットシステムだけではなく、工場で働く若い女性従業員が非常に多いことも注目ポイントだ。
ロボットシステムでは加工は自動でできるが、加工前のワークを定期的に人が補充する必要がある。
ワークを補充するのも、単体の円筒研削盤の操作を担当するのも女性。30人の全従業員のうち、女性は17人で半数以上を占める。
>>[ロボットが活躍する現場vol.3]ロボットを生かすには「標準化」が鍵【後編】/山田製作所
産業用ロボット向けの小ロット品の製造や開発を強化/国盛化学
[ロボットが活躍する現場vol.1]協働ロボ、可搬重量の小ささをどう補う?/グローリー【後編】
[ロボへの道も一歩からCase.1-⑫(最終回)]ロボットのある日常へ/サンエース編
生産性3割向上! AGVで組み立て中の機械を搬送/DMG森精機
[新連載・ロボへの道も一歩からCase.1-①]やっぱりコロナはキツかった/サンエース編
[気鋭のロボット研究者vol.6]どこにどう置くのが正解か?【後編】/岐阜大学山本秀彦教授
[ロボットが活躍する現場vol.23]初のロボット導入は協働パレタイズパッケージ/ヤスダヨーグルト
既存のロボを活用! ばら積み部品を加工ラインに投入/Mujin
搬送作業の75%を自動化! デンマークの賞を受賞/オムロン
産業用ロボットにはどういったタイプがあるのか。分類や定義、トレンド、歴史など、さまざまな観点から説明します。
“自社に合った、本当に役立つロボットシステム を導入するにはどうすればよいのか。その手順や気を付ける点などを解説します。
「産業用ロボットの導入コストはどれくらい?」。ロボット本体やシステム構築に掛かるコストの目安や考え方を紹介します。
産業用ロボットには専門用語がたくさんあります。企業のホームページやカタログを読む際に役立つ基本用語を説明します。
アクセスランキング
データベース更新情報
1.[iREX2025展示リポートvol.2]「組み合わせ」で魅するSIer・商社
2.ヒューマノイド関連でニウラロボティクスと技術提携/シェフラー
3.[ロボットが活躍する現場vol.54]“うそ”の保護停止を防いで安定稼働/豊田自動織機
4.[iREX2025展示リポートvol.1]フィジカルAIやヒューマノイドが脚光浴びる
5.技術交流イベントでAIやヒューマノイドの最新情報を紹介/TechShare
YUSHINの情報が更新されました。
CKDの情報が更新されました。
DOBOT JAPANの情報が更新されました。
イマオコーポレーションの情報が更新されました。
パナソニック アドバンストテクノロジーの情報が更新されました。
ロボットダイジェストのパートナーメディア「月刊生産財マーケティング」。工作機械や関連機器のマーケティング誌で、最新技術やメーカー各社の販売戦略、分析記事など、ものづくりに携わる方々に有益な情報が満載です。2025年12月号の特集は「ロボット、使いやすさ革命~下がる運用・導入のハードル~」です。電子版も販売しております。詳しくは当欄の下部から。