3D触覚マウスを発売、精密作業を遠隔ロボットで/リンケージ
ロボットの周辺機器を輸入販売するリンケージ(東京都港区、大楽恒一郎社長)は12月、カナダのHaply Robotics(ハプリィロボティクス)の3D触覚マウス「Inverse(インバース)3」の国内販売を開始したと発表した。
12月に都内で開かれた2025国際ロボット展(iREX2025)での同社の展示。シミュレーション上で物に触った感覚を手元にフィードバックした
ペンのような部分を握って動かすことで、遠隔地にあるロボットアーム先端の位置や向きを動かせる。遠隔地のロボットが何かに触れた感触は、手元にフィードバックされる。人がした動作を記憶させて自動で繰り返すこともできる。
「はんだ付けや実験室の各種作業など、繊細な動きや力加減が求められる作業に最適」と大楽社長は話す。
(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)

