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[活躍するロボジョvol.25]マテハンシステムの開発を選んでよかった/ダイフク 石原歩実さん

ダイフクは保管や搬送、仕分け、ピッキングを高効率化するマテリアルハンドリング(マテハン)システムの総合メーカーだ。入社3年目の石原歩実さんはマテハンシステムの設計と開発を担当する。自動倉庫で使うリフター(昇降機)の他に、ロボットの開発にも携わる。「就職活動の時はマテハンシステムの開発かソフトウエアの開発のどちらに進もうかとても迷った。今はダイフクを選んでよかったと思える」とほほ笑む。

新事務所の開所式で、国内の深耕を誓う/オートストアシステム

ノルウェーに本社を置くオートストアの日本法人、オートストアシステム(東京都港区、安高真之社長)はこのほど、東京都港区に事務所を移転した。9月12日には新事務所で開所式を開催した。ノルウェー本社やノルウェー大使館、販売を手掛けるパートナー企業などから約50人が出席して開所を祝った。安高社長は「日本市場でも順調に規模拡大して、旧事務所は手狭だった。3倍ほどの大きさとなった新事務所も、また手狭にするくらいの勢いでさらなる拡大を狙いたい」と、笑いを交えながら意気込んだ。

中級者向け「ロボットSIステップアップ講座」として2講座を新設/日本ロボットシステムインテグレータ協会

日本ロボットシステムインテグレータ協会が「ロボットSIステップアップ講座」を新設した。ロボットのシステムインテグレーション(SI)の基礎を学べる同協会の講座「ロボットSI基礎講座」の次のステップに位置づけられる中級者向けの講座で、「自動化技術講座」と「セーフティアセッサ講座」の2講座を用意した。

初の社外向け技術展示会を開催/パナソニックホールディングス

パナソニックホールディングスは9月13日・14日の2日間、大阪府門真市の拠点「パナソニック・クロスシー・カドマ」で、技術展示会「Panasonic Corporate R&D Technology Forum 2023(パナソニック・コーポレート・R&D・テクノロジー・フォーラム2023)」を開催した。同社が社外向けに技術展示会を開催するのは初の試み。自律走行型搬送ロボット(AMR)や搬送ロボット向けのソフトウエアの技術提案も見られた。

AGVシステムの納入実績を発表、 SLAM式の比率が増加/日本産業車両協会

日本産業車両協会(会長・御子神隆三菱ロジスネクスト会長)は9月12日、2022年1~12月分の無人搬送車(AGV)システムの納入実績を発表した。
 国内向け・輸出向けを合わせた22年のAGVシステム納入件数は対前年比104.7%の821システムで3年ぶりに増加した。一方、納入台数は同93.4%の2441台で3年連続の減少となった。全体的に海外向けが減少したが、国内向けは納入台数がほぼ横ばい、システム納入件数では増加した。

[ロボットが活躍する現場vol.30]容易な溶接をAIで自動化/フジムラ製作所

フジムラ製作所(埼玉県川口市、藤村智広社長)は今年6月、ティーチング(教示)作業を人工知能(AI)で自動化した溶接ロボットシステムを稼働した。加工対象物(ワーク)の形状が変わるたびに技術者がティーチングする必要がないため、多品種少量生産にも適用しやすい。比較的容易な溶接を自動化し、熟練の溶接工が難易度の高い仕事に集中できるようにするのが狙いだ。今後はバージョンアップを重ね、年内には容易な溶接の大部分を同システムでカバーできる体制を整えるという。

[注目製品PickUp! vol.58]世界初の空気圧式協働ロボット/フエスト「Festo Cobot」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、ドイツに本社を置くフエストの空気圧式協働ロボット「Festo Cobot(フエストコボット)」を取り上げる。空気圧式の協働ロボットは世界初という。日本法人(横浜市都筑区)のグレゴリシュ・ボクダノヴィッツ社長は「安全で安価、軽くて使いやすい」とフエストコボットの利点を話す。

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