
移動可能なロボットシステムを発売/DMG森精機
工作機械大手のDMG森精機は8月30日、手押し台車に協働ロボットを搭載したロボットシステム「MATRIS Light(マトリスライト)」を発売した。
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工作機械大手のDMG森精機は8月30日、手押し台車に協働ロボットを搭載したロボットシステム「MATRIS Light(マトリスライト)」を発売した。
昨年から延期されていた「ワールドロボットサミット(WRS)2020」がいよいよ開催される。9月には愛知大会、10月には福島大会が開かれる。新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、9月9日~12日開催の「WRS2020愛知大会」は競技会をライブ配信、展示会を仮想空間上でのバーチャル展として実施する。今年7月に就任した経済産業省の大星光弘ロボット政策室長に話を聞いた。
日本ロボット学会(村上弘記会長)は9月8日(水)~11日(土)の4日間、オンラインで「第39回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2021)」を開催する。
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は8月20日、真空の力で重量物を負荷なく搬送できる真空バランサー「ジャンボフレックス」に、新たに2種類の機能拡張ハンドル「セーフティプラス」と「イージーリリース」を加えたと発表した。
ニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、樋口八郎社長)は9月1日、産業用ロボットと自動化システムの専門展示会「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボット・テクノロジー・ジャパン)2022」の出展募集を開始した。同展は愛知県機械工具商業協同組合(愛機工、理事長・水谷隆彦ミズタニ機販社長)と共催するもので、2022年6月30日~7月2日の3日間、愛知県常滑市のアイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場)で開催する。
武蔵精密工業のグループ会社である Musashi AI (ムサシエーアイ、愛知県豊橋市、村田宗太最高経営責任者)は8月18日、同グループ会社で産業オートメーション管理ソフトウエア「MAESTRO(マエストロ)」を開発するイスラエル企業の634 AIと提携し、物流大手の鈴与(静岡市清水区、鈴木健一郎社長)の新静岡物流センターにおいて、自律型移動ロボット(AMR)のシステム導入に向けた実証実験(PoC)に成功したと発表した。
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は8月30日、自動車・建設機械部品メーカーのヌカベ(群馬県高崎市、西田慶太郎社長)の甘楽工場(群馬県)に、知能化ロボットを使った自動化システムを導入したと発表した。
高機能繊維商社のテイアイテイ(千葉県柏市、竹ノ内至秀社長)は、シリコーンコーティングした特殊な生地「シリコテクス」を武器に、ロボット保護カバー市場に参入を図る。4月には、シリコテクスを使用した協働ロボット用の保護カバー「RobotFit(ロボットフィット)」を発売した。「伸縮性が高いため、ロボットアームの動作に追従でき、着脱も容易。形状をシンプルにできるため、コストも抑えられる」と諏訪秋彦開発営業課長は言う。
産業用ロボットの普及を妨げる要因として、導入や開発にかかる大きなコストが挙がる。和歌山大学の土橋宏規講師は、カメラや触覚センサーを必要としないロボットハンドの機構や把持(はじ)のプロセスを研究する。センサーを使わずにどこまでできるかを追求し、ロボットシステムの可能性を広げる。
調理用ロボットシステムなどを開発するベンチャー企業のコネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也社長)は8月17日、「そばロボット」の特設サイトを開設したと発表した。