東名阪にトレーニングセンター開設/テックマンロボット
台湾の協働ロボットメーカー、テックマンロボットは6月、東京・名古屋・大阪の3都市にトレーニングセンターを開設すると発表した。協働ロボット「TMシリーズ」の操作から、人工知能(AI)を活用した画像処理システム「TM AI+」、工場向けのモノのインターネット(IoT)システム「TMマネジャー」までをカバーする。
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台湾の協働ロボットメーカー、テックマンロボットは6月、東京・名古屋・大阪の3都市にトレーニングセンターを開設すると発表した。協働ロボット「TMシリーズ」の操作から、人工知能(AI)を活用した画像処理システム「TM AI+」、工場向けのモノのインターネット(IoT)システム「TMマネジャー」までをカバーする。
研究所内の作業を自動化する「ラボラトリーオートメーション(LA)」に焦点を当てた特別企画も最終回を迎えた。今回は、vol.2の対談で登場した大手工業用薬剤メーカーの第一工業製薬の四日市工場霞地区(三重県四日市市)を訪問し、直近の取り組みを取材した。同社は今年の夏をめどに、霞工場の研究所にデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長)の協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」を導入する。導入先の工程やコボッタの選定理由、今後の構想とは――? 第一工業製薬のLA化の挑戦に迫った。
射出成形機用の取り出しロボットを開発、製造、販売するスター精機(愛知県大口町、塩谷国明社長)は6月22日、大阪市北区にあった大阪支店の事務所を大阪市城東区へ移転したと発表した。28日より営業を開始した。
大手工業用薬剤メーカーの第一工業製薬は今年夏、ロボットを使った「ラボラトリーオートメーション(LA、実験など研究室の作業の自動化)」の第一歩を踏み出す。三重県四日市市の四日市工場霞地区の研究所に、デンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長)の協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」を導入する。そこで、LA特別企画のvol.2では、第一工業製薬の橋本賀之執行役員研究本部長と、デンソーウェーブの澤田洋祐ソリューションビジネス推進部長にウェブインタビューをした。ロボットユーザーとメーカーのそれぞれのキーマンに、LAの現状や難しさ、今後の構想などを語り合ってもらった。
ラボラトリーオートメーション(LA)――。聞きなれない言葉だが、実験や解析など研究所や実験室内の作業を自動化することをLAと呼ぶ。ロボットはLA化を実現するソリューションの一つだが、研究所での作業は一つ一つ内容が違うためロボットを活用するのが難しいとされる。人手不足などを背景に研究所でも自動化のニーズは高まっているが、果たしてロボットは今後どこまで普及するのだろうか? ロボットダイジェスト編集部では本日から3日間にわたり、LAの現状や最新動向をさまざまな角度から発信する。
ヤマハ発動機は6月24日、中国で電子部品を基板に取り付ける表面実装機と産業用ロボットの販売・サービスを担う子会社「ヤマハモーターIM(蘇州)」の本社拠点を拡充すると発表した。本社を同じ蘇州工業園区内の新社屋に移転し、人員を増強する。新社屋の延べ床面積は約5000㎡で、顧客や現地特約店向けのトレーニング設備やセミナースペースを備える。
NTTドコモ(東京都千代田区、井伊基之社長)は6月17日、次世代通信規格(5G)を活用し、複数メーカーの産業用ロボットを一つのソフトウエアで遠隔操作する実証実験に成功したと発表した。
欧米や中国、日本などの主要市場に加え、近年中近東・アフリカ市場の開拓にも力を入れるのがABBだ。まだまだ市場規模は小さいが、成長率は世界平均と比べてかなり高い水準という。「特に中近東が好調で、最も伸びているのはサウジアラビア。アラブ首長国連邦(UAE)がそれに続く」とABBロボティクス部門で中近東・アフリカ地域などのリージョナルマネジャーを務めるアナン・ナタラジャン氏は話す。ナタラジャン氏に同市場の現状や展望、今後の取り組みを聞いた。
佐藤海二教授は長年にわたり精密メカトロニクスの分野を専門に研究してきたが、2014年ごろからロボットの研究にも本腰を入れた。目指すのは、使いやすさと保守性を両立したロボットの開発。現在は振動やロボットの機構的な問題などを、自作ロボットの関節部分に搭載した内部センサーでどこまで検出し補正できるのかを調査している。
近年、ロボットや自動化機器を扱う企業がショールームを開設するケースが増えている。しかし新型コロナウイルス禍の影響で、遠方からの訪問や大人数での視察などがしにくい状況が続く。そこで、ロボットダイジェストの記者が読者に代わってショールームを訪問するのが、新連載「ショールーム探訪」だ。第1回では、プラスオートメーション(東京都港区、飯間卓社長)のR&D/デモスペース「cube(キューブ)」を取り上げる。