受注額は前年同期比41.2%増、第1四半期は好調な滑り出し/ダイフク
ダイフクは8月8日、今年度の第1四半期(2024年4月~6月)の決算説明会を開催した。
受注高は前年同期比41.2%増の1836億円を記録した。金額では前年同期比536億円増で、その内262億円は為替変動の影響だが、それを除いても大幅に伸びた。
売上高は同7.8%増の1450億円、営業利益は同99.6%増の164億円、経常利益は同87.1%増の176億円、親会社の株主に帰属する純利益は同79.3%増の128億円だった。売上高や営業利益、経常利益、親会社に帰属する純利益のいずれも第1四半期としては過去最高を更新した。
同社は今年度から決算期を3月から12月に変更予定で、24年12月期(4月~12月)の通期予想の上方修正も発表した。売上高は5500億円と据え置いたが、営業利益は5月発表の予想額から40億円増の560億円、経常利益は同55億円増の590億円、親会社株主に帰属する純利益は30億円増の420億円と予想する。
「第1四半期は順調なスタートを切れた。空港向けや半導体向けは好調で、eコマース(電子商取引)の配送センターなどの受注も多い。国内も同様だが、北米でも人件費が高騰し自動化を進めなければならないとの意識が高まっていることが寄与した」と下代博社長は言う。
(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)
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