寿命3倍の新シリーズ発売、高速ロボット研磨を提案/スリーエムジャパン
米国に本社を置く研磨材メーカー3Mの日本法人スリーエムジャパン(東京都品川区、伊藤誠社長)は1月15日、工業用研磨材の新ブランド「3Mキュービトロン3」を発売した。従来の一般的な製品と比べて約3倍の寿命で、「自動化に最適な製品。研磨材の交換頻度を大幅に減らせ、さらにロボットによる高荷重研磨なら生産性が非常に高い」と研磨材製品事業部の奥田倫敬事業部長は話す。
キュービトロンシリーズがさらに進化
ファイバーディスクと研磨ベルトでは、砥粒形状を再設計し、三角形の角をより鋭角化した。より鋭い砥粒で効率的に加工できる。ファイバーディスクの場合で、一般的な従来製品と比べ研磨スピードは60%向上した。