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2023.10.17

工作機械用の協働ロボットセル、可搬質量など向上/ヤマザキマザック

 大手工作機械メーカーのヤマザキマザックは10月18日、同社の工作機械向けの協働ロボットセル「Ez LOADER(イージーローダー)30」を発売した。

工作機械を簡単に自動化できるイージーローダー30

 工作機械に簡単に接続できるロボットシステムで、機械側の操作盤に新たにソフトウエアを組み込み、ロボットを運用するために必要な情報を機械の制御装置から取得できるようにした。ティーチング(教示)作業や、被削材のサイズ入力作業なしに使用でき、工作機械への被削材の付け替えを自動化できる。

 イージーローダー30では従来から販売するイージーローダー20と比べ、最大可搬質量を向上。最大21kgまで扱え、鉄系などの重量のある被削材にも対応する。
 また新たに、ロボットハンドを自動で交換できるハンドチェンジャーのオプションも用意した。

 10月18日から名古屋市内で開催されている工作機械の展示会「メカトロテックジャパン(MECT)2023」で同製品を披露する。

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