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2021.05.31

野菜投入用のビジョン&ピッキングシステムを開発/アールティ

 ヒト型ロボットや研究・教育用ロボットなどを開発、販売するアールティ(東京都千代田区、中川友紀子社長)は5月25日、業務用フードスライサーなどへ野菜を投入するロボット用のビジョン&ピッキングシステム「NEKONOTE Vegepicker(ネコノテ・ベジピッカー)」を開発したと発表した。

 同システムは食品工場でフードスライサーへ野菜を投入する作業を自動化するためのソフトウエアだ。コンテナなどにバラ積みした野菜を一つ一つ人工知能で認識し、位置を自動検出してピッキングする。
 使用するロボットは組み合わせるフードスライサーに合わせて複数メーカーから選定でき、野菜を認識するカメラの位置や種類、数も目的や用途に応じてカスタマイズできる。

 6月1日~4日に愛知県常滑市のアイチ・スカイ・エキスポで開催する「FOOMA JAPAN(フーマジャパン、国際食品工業展)2021」で同システムを実装したロボットを展示する。

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