受注額が初の1兆円超え、生産額も過去最高/日本ロボット工業会 2021年統計
日本ロボット工業会(JARA)は5月30日、2021年の年間統計を発表した。21年1月~12月の産業用ロボットの受注額、生産額、出荷実績(いずれも会員・非会員合計)をまとめた。
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日本ロボット工業会(JARA)は5月30日、2021年の年間統計を発表した。21年1月~12月の産業用ロボットの受注額、生産額、出荷実績(いずれも会員・非会員合計)をまとめた。
信州大学工学部は、セイコーエプソンやシナノケンシ(長野県上田市、金子元昭社長)との相互教育連携を強化する。5月25日には長野市の長野キャンパスで共同記者会見を開き、連携の概要や今後の取り組みを報道陣に説明した。
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は5月23日、パレタイジング・デパレタイジング向け真空グリッパーシステムを開発したと発表した
日本ロボット工業会(JARA)は6月15日~17日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイト会議棟で「JARA創立50周年記念セミナー」を開催する。15日は「スマート化」をテーマに、安川電機の小笠原浩会長兼社長や日立物流の長尾清志執行役員常務が登壇する。16日には「実装技術の最新動向」をテーマに電子情報技術産業協会(JEITA)の専門委員、17日には「SMT業界をとりまく世界の変化」をテーマに三菱電機の楠和浩役員技監などが講演する。
レッドホースコーポレーション(東京都墨田区、宮本隆温代表執行役)は5月16日、本社併設のロジスティクスセンターを開設したと発表した。物流業務の効率化や、新型コロナウイルス感染症対策として省人化し、棚搬送型の無人搬送車(AGV)を導入した。
ダイフクは5月13日、2022年3月期の通期決算説明会をオンラインで実施し、受注高と売上高ともに過去最高を記録したと発表した。受注高は前年同期比30.6%増の5890億円で、売上高は同8.1%増の5122億円を記録した。国内の一般製造業や流通業向けが業績をけん引した。業種別受注高では、半導体向け設備投資の需要が旺盛なエレクトロニクス分野が、受注額全体の39.6%を占める2334億円を記録した。
「直交ロボット総合メーカー」へ――。射出成形機用の取り出しロボットで知られるスター精機(愛知県大口町、塩谷陽一社長)はこのスローガンの下、直交ロボットの製品群のラインアップ拡充に取り組む。中期経営計画では従来の取り出しロボットだけではなく、物流業界や工作機械業界などの新規分野の開拓に注力する方針を掲げた。昨年12月に就任した塩谷社長は「新規分野の売上高を3年後には全体の1割まで引き上げ、6年後にはその比率を3割まで高めたい」と意気込む。
スイスに本社を置く大手ロボットメーカーのABBは5月9日、2組の世界的アーティストと共同でアートカーを制作したと発表した。インドの8歳の抽象画家Advait Kolarkar(アドべイト・コーラカー)氏と、ドバイを拠点とするデジタルデザイン集団Illusorr(イリューサー)の作品を、ロボットで車体に印刷した。
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は5月12日、ばら積みピッキングシステム「PickWorker(ピックワーカー)パッケージ」がヒカワ精工(島根県出雲市、新藤久夫社長)の工場に導入されたと発表した。
スウェーデンに本社を置く真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)は5月10日、袋物用の新型吸着パッド「BGXシリーズ」を発売した。