
[特集 物流機器は新世代へvol.7]総合的な提案と顧客に合わせたカスタマイズ/村田機械
工場向けの自動化システムなどを製造、販売する村田機械(京都市伏見区、村田大介社長)のL&A事業部は、さまざまな業種の生産工場や物流センターの物流工程を自動化してきた。自動倉庫や無人搬送車(AGV)などの物流機器を製造するが、製品の単体販売よりも自動化システム全体の提案を得意とする。自社で倉庫管理システム(ソフトウエア)を開発するなど、顧客に合わせて最適にカスタマイズした総合的な提案が特徴だ。「自動化レベルの高い要求や、新しく開発する必要のあるシステム構築が得意」とL&A事業部長の石山敏彦常務取締役は自信を見せる。