
[ロボットが活躍する現場vol.10]ロボットで大型ワークを切削加工/マリノプロジェクト
マリノプロジェクト(神戸市西区、亀田真嗣社長)は、産業用ロボットでウレタンや発泡スチロール、人工木材のケミカルウッドなどを切削加工し、自動車の車体パーツ、ロケットの模型、機械の試作部品などさまざまなものを製作する。ドイツのロボットメーカー、KUKA(クカ)の可搬質量125kgのロボットに加工ユニットを装着し、1辺が1mを優に超えるワーク(被加工物)も加工できる。「大型ワークを一体で形状加工できる点でこのロボット切削システムは貴重な存在であり、家具や模型メーカーなど新しい顧客、顧客層の開拓にも役立っている」と亀田社長は話す。