世界最大級の食品製造展、6月に都内で開催/FOOMA JAPAN2025
日本食品機械工業会(会長・大川原行雄大川原製作所社長)は6月10日~13日の4日間、都内の東京ビッグサイトで世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN(フーマジャパン)2025」を開催する。同展は10万人以上の来場者を集める大規模展で、48回目となる今回展には992社が出展する。 食品機械メーカーだけでなく、ロボット関連のメーカーやシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の出展も多く、4月3日に開かれた記者会見で尾上稔実行委員長(写真右から2番目)は「近年はロボティクスやIoT(モノのインターネット)、フードテック、環境対策などの分野の出展が増えている」と語った。
また「スタートアップゾーン」も同展の特徴の一つで、今回展では30社が同ゾーンに出展する。 その1社であるリモートロボティクス(東京都港区)の田中宏和社長は「食品産業は人手不足だが完全自動化が難しい工程が多く、わが社が手掛けるロボットの遠隔操作システムととても親和性が高い。食品産業にもロボットの遠隔操作を積極的に提案していく」と意気込みを語った。 同展にはニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、樋口八郎社長)も出展し、同社が運営する「ロボットダイジェスト」などをPRする。
(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)