
[活躍するロボジョvol.36]近隣住民との触れ合いが活力に/ZMP イレム・ウィグルさん
自動搬送ロボットなどを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)のイレム・ウィグルさんは、ロボットエンジニアとして自動走行技術の開発を手掛ける。自動走行で重要な自己位置を認識する技術の調整も担当しており、停止位置の精度向上などを実現した。ウィグルさんは「公道で走行実証をしていると、ロボットに興味を持った子どもたちの反応を見られるのがうれしく、開発に力が入ります」と話す。
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自動搬送ロボットなどを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)のイレム・ウィグルさんは、ロボットエンジニアとして自動走行技術の開発を手掛ける。自動走行で重要な自己位置を認識する技術の調整も担当しており、停止位置の精度向上などを実現した。ウィグルさんは「公道で走行実証をしていると、ロボットに興味を持った子どもたちの反応を見られるのがうれしく、開発に力が入ります」と話す。
物流の自動化システムを展示するなら、本物の物流倉庫が一番だ。リアリティーが違う。Phoxter(フォクスター、大阪府豊中市、園田淳一社長)のR&Dセンターは、大阪府茨木市の真新しい物流施設「LOGI’Q(ロジック)南茨木」にある。名前の通り開発拠点だが、本物の物流倉庫の条件でデモンストレーションが見られるショールームでもある。物流施設を所有する東急不動産や通信機器を提供するNTTコミュニケーションズの協力で実現した、地の利を生かしたショールームの様子をお届けする。
山善は大阪における大規模物流拠点として「ロジス大阪」を今年1月から本格稼働させる。2024年12月に報道陣向けに説明会を開催し、ロジス大阪の内部を公開した。自律走行型搬送ロボット(AMR)や自動倉庫を活用し、倉庫内物流の効率化と省人化を実現する。
山善は11月28日、グループ企業の東邦工業(広島市安佐北区、丸山洋彦社長)と共同開発したロボットシステム「ROBO-COTATZ(ロボこたつ)」を発表し、販売を開始した。ロボこたつは、協働ロボットを載せた架台を自律走行型搬送ロボット(AMR)がリフトアップして運ぶ。協働ロボットを必要な場所に適時配置し、運び終えたAMRは別の搬送作業ができるため、効率的に運用できる。標準仕様で最低価格が税抜き1680万円。今年度に10セットの販売を目指す。
安川電機グループのFAMS(ファムス、新潟県見附市、森田卓寿社長)は12月17日、パレット(荷役台)などに荷物を積み付ける協働ロボットパレタイザー「CoboPal(コボパル)2」に新機能「CoboPal+PLUS(プラス)」を追加したと発表した。
中国の協働ロボットメーカーRealMan Intelligent Technology(リアルマン・インテリジェント・テクノロジー)が日本法人REALMAN ROBOTICS(リアルマンロボティクス、東京都江東区、易峰社長)を設立し、12月から本格的に営業を開始した。リアルマンロボティクス本社にはショールームも併設し、さまざまなタイプの実機を常設展示する。日本法人の開業に合わせて来日した創業者の鄭随兵最高経営責任者(CEO)に、同社の強みや日本市場参入の狙いを聞いた。
11月5日~10日までの6日間、都内の東京ビッグサイトで「第32回日本国際工作機械見本市(JIMTOF〈ジムトフ〉2024)」が開かれた。同展は日本最大の工作機械見本市で、東京ビッグサイト全館を使って開催され、12万9018人(重複なし)が来場した。
機械・電気部品メーカーのアサ電子工業(東京都小平市、麻健社長)と機械部品・産業機器商社の日伝は11月22日、共同で展示会「MEKASYS(メカシス)2024 in 八王子」を開いた。
ハクオウロボティクス(東京都荒川区、鈴木智広社長)は、無人搬送フォークリフト(AGF)「AutoFork(オートフォーク)」を開発、販売する。複数の荷役台(パレット)を一括で認識し、効率よく搬送できる点が特徴だ。AGFの扱いに不慣れな物流現場でも使いやすいよう、手動モードで動かした経路を自動走行に反映できる機能も備える。11月には物流拠点に初めて導入された。今後はさらなる拡販に向けてサポート体制も強化する。
アスカは11月14日と15日の2日間、協働ロボットや自律走行型搬送ロボット(AMR)を使った自動化システムのプライベートショー(PS)「UNI-ROBO TECH EXPO(ユニロボ・テックエキスポ)2024」を愛知県刈谷市の本社で開催した。自動車部品メーカーとしてのノウハウを生かした協働ロボットのパッケージシステムに来場者の注目が集まった。今年新たに策定した協働ロボット事業の新ブランドもアピールした。