中国メーカーが、運びながら仕分ける物流ロボを7月に発売/ギークプラス
中国に本社のある物流向けロボットメーカー、ギークプラス(日本法人=東京都港区、佐藤智裕社長)は今年7月、搬送物を自動で仕分けながら出荷口まで搬送する、自律移動型ロボット「EVE S20T」と「EVE S20C」を日本で販売する。
土台となる走行装置に、床からの高さを変えられるリフト式の搬送台を搭載。既存設備に合わせて搬送台の高さを調整する。 「EVE S20C」と「EVE S20T」では、搭載する搬送物のサイズやリフトの可動範囲などが異なる。対応する通信方式や走行スピードなどは共通だ。 同社が販売する自動フォークリフトやAGVなどと組み合わせれば、入荷から出荷までをトータルで自動化する物流システムを構築できる。