[ショールーム探訪 vol.44]稼働環境を再現し、清掃ロボットの真価を伝える/アマノ「AMANO Robot Lab」
利用率は7割以上
同社が清掃ロボットの取り扱いを始めたのは1982年。それ以前から手押し式の床洗浄機を販売していたが、清掃業者をはじめサービス業の人手不足を踏まえ、ロボット事業に参入した。他社との共同開発にも取り組みつつ、自社製の「EGrobo(EGロボ)」や「RSrobo」なども開発し、事業を展開してきた。そしてロボットを実際に見たいとの要望に応えるべく、23年に同施設を開所した。
1日当たり3回に分けた見学枠を設けており、その利用率は平均して7割以上と盛況なようだ。「ウェブサイト経由で、新規の顧客からの問い合わせも増えている。販売代理店の勉強会や、すでに導入済みの企業の新人研修など、来場目的の幅が広がっている」と話す。
遠方で来場が難しい企業に対しては、リモートでデモを披露することもある。
カメラで室内やロボットを映し、顧客が見たい動作を聞きながら実演する。時にはその工場で生じる金属片などを送ってもらい、それを床に置いてロボットで清掃する様子を見せるなど、遠隔でも性能が最大限に伝わるよう努める。
「今後は新製品のラピットの紹介に重点を置きつつも、来場者の課題解決につながるような効果的な実演をしたい」と意気込む。
<取材記者から>
駅や空港などでよく目にするあの清掃ロボットを、こんなにまじまじと見られるなんて、と得も言われぬ感慨が取材中にあった。普段は風景に何げなく溶け込んでいると思っていたが、清掃能力や操作性などを知れば知るほど、その実態は奥深い。「ショールームで実機を見て、当初の予定とは別の機種の購入を決める来場者も少なくない」と斎田課長も言うように、今までの来場者もこの奥深さに触れ、引き込まれたに違いない。
施設概要
名称:AMANO Robot Lab
所在地:横浜市港北区大豆戸町275
問い合わせ先:ウェブサイトの申し込みフォームから
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