[SI基礎講座vol.11] 品質管理①
受け入れない」「作らない」「出さない」
続いて、品質管理の3要素について説明します。 まずは「不良品を受け入れない」こと。受け入れ品では、不良品や不具合品が混じっていないかを確認するため、一般的には「受け入れ検査」が行われます。 次が「不良品を次工程へ流さない」こと。各工程内でちゃんとした物を作ることが求められます。 最後は「不良品を出荷しない」ことです。最終検査など、不良品を顧客に出さない仕掛けが必要です。 不良品は「受け入れない」「作らない」「出さない」ことが大切です。 また、資料下部には「品質要素」と書いてありますが、品質と一口に言っても色々な要素があります。魅力的品質は、充足していなくても不満はないが、充足されるとうれしいこと。その他、一元的品質や当たり前品質、無関心品質、逆評価品質。こういった次元での品質の見方もあります。
品質保証は仕組みであり体系的活動
※この記事は2023年9月12日~14日に日本ロボットシステムインテグレータ協会が主催した「ロボットSI基礎講座」を誌上講座として収録したものです。「ロボットSI基礎講座」の詳細情報の確認や申し込みは、同協会の公式ウェブサイト内「ロボットSI基礎講座」のページから。 SI基礎講座:記事一覧はこちらから