[ショールーム探訪 vol.44]稼働環境を再現し、清掃ロボットの真価を伝える/アマノ「AMANO Robot Lab」
1時間で扱えるようになる
ハピボットとラピットの2機種は、周囲の認識用にLiDAR(ライダー)センサーやカメラを備えるだけでなく、人や障害物の回避を目的とした人工知能(AI)技術も搭載する。単に回避するだけならLiDARセンサーやカメラで十分にも思えるが、AIを搭載したのは「完走率」を高めるためという。
斎田課長は「既定の清掃ルートに対し、途中で停止せず清掃を完了できたかを完走率と呼んでいる。通常の走行であればセンサー類で十分だが、認識した物が人か障害物かを判定し、最適な回避行動をすることで完走率を上げられる」と説明する。
同施設の来場者からは、操作の簡単さに対する評価も高いという。清掃ロボットを使える人が限られないよう、操作パネルは直感的に扱えるデザインにした。加えて清掃ルートの設定も簡単で、方法は2通りある。
どちらも作業者がロボットを押して歩くのは同じだが、一方はロボットに通ってほしいルート通りに歩き、もう一方は清掃範囲の外周を一周する。後者の方法では、その内側を清掃できるようなルートをロボットが自動で算出するため、ルート設定が短時間で済む。
「少しの説明で操作感をつかめる来場者は多く、難しさを覚える人でも、ショールームで1時間ほど触れればすぐに扱えるようになる」と強調する。

