食品箱詰め装置の大きな特徴の一つが、非常にコンパクトなシステムであること。
幅は横に飛び出た固定脚を含めても950mm、奥行きは1100mm。高さも1650mmに抑えているため、圧迫感がなく、視界も遮らない。
ロボットはエプソン製のスカラロボットを採用した。ロボットを架台に上向きに固定したバージョンと、天井フレームに固定した天つりバージョンをラインアップする。
エプソンのロボットは近年、食品製造業でも採用が増えており、天つりでの実績も豊富だ。
食品製造ラインではパラレルリンクロボットを使った箱詰めシステムも多いが、「スカラロボットはアームが水平移動しかしないので、フレーム側にかかる負荷を事前に想定しやすい。この特徴を生かし、必要最小限のサイズと部材径でフレームを構築した」とエヌアイシ・オートテックFA営業部の明元賢登副部長は言う。
ロボットシステムにはコントローラーやプログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)などの制御機器も必要だが、「配置を工夫し、コンパクトな架台内部にそれらを全て収めた。軽量でキャスター付きのため、簡単に移動させることもできる」(フレアオリジナルの田中社長)。
小規模な食品工場では特定の製品のために固定設備による生産ラインは構築できないケースが多いため、移動させて運用できる柔軟性は重要なポイントになるという。
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