[2023国際ロボット展リポートvol.16] 搬送ロボットも多数出展/ヤマハ発動機、MiR、シナノケンシ、ビジョンナビロボティクス
全てロボットの力で完結/シナノケンシ
対象物を認識しAGFに搬送指示/ビジョンナビロボティクス
中国の搬送ロボットメーカーVisionNav Robotics(ビジョンナビロボティクス)の日本法人ビジョンナビロボティクスジャパン(東京都新宿区、任娜<Kiki>ゼネラルマネージャー)は、AGF2台とAMR1台を出展した。
高い棚にも届くAGF「VNR14」でパレット(荷役台)を棚から下ろし、AMR「VNK10」でそのパレットを搬送する様子を見せ、自動搬送のトータルソリューションを提案した。
またAGF「VNP15」で鉄製パレットの段積みを自動化したほか、ブース内に設置したカメラで範囲内の作業者や対象物を認識できる「BrightEye System(ブライト・アイ・システム)」も訴求した。石毛将太セールスディレクターは「ブライト・アイ・システムは、AGFの作業エリア内へ作業者が侵入した際にアラートを鳴らす機能や、有人フォークリフトで運んできた対象物を認識してAGFに搬送の指示を送る機能などがある」と話す。
(桑崎厚史、西塚将喜、水野敦志、斉藤安紀)
                            
            
            
