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2022.09.08
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[新連載 進化する物流vol.2]国際物流総合展に最新ソリューション集う【その1】

自動倉庫、ピッキング、搬送など連動/オカムラ

 オカムラは、「イントラロジスティクスの解法~お客様の数だけ解決策を導き出す~」をテーマに、保管からピッキング、搬送まで連動したデモを披露する。  自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」に、樹脂コンテナ内の物を取り出すピース・ピッキング・システム「ライトピック」や、自律移動型搬送ロボット「ORV」などを組み合わせる。

物流自動化のラボも紹介/ソフトバンクロボティクス

ソフトバンクロボティクスは自動倉庫システム「オートストア」などを展示

 ソフトバンクロボティクス(東京都港区、冨澤文秀社長兼最高経営責任者)も、自動倉庫システム「オートストア」などを展示する。その他、運搬ロボット「Keenbot(キーンボット)」や、日本初公開のピッキング・アシスト・ソリューションなどを展示する。  また、9月13日に千葉県市川市にオープンする自動化ソリューションの展示施設「ソフトバンク・ロボティクス・ロジスティクス・イノベーション・ラボ」も紹介。ブースでは同施設の見学申し込みも受け付ける予定だ。

自動化設備の連携を披露/YE DIGITAL

YEデジタルは複数の倉庫自動化設備の連携を提案

 YE DIGITAL(YEデジタル、北九州市小倉北区、玉井裕治社長)は、倉庫の自動化設備の連携を容易にする同社の倉庫実行システム「MMLogiStation(MMロジステーション)」をPRする。  会場では、複数の自動化設備を連携させたデモンストレーションを披露する。また、物流現場で蓄積した稼働データからボトルネックとなっている作業を可視化する機能も紹介する。

ロボットとクラウドを融合/NEC

遠隔でロボットを制御

 NECは、ロボットとクラウドの融合による倉庫内作業自動化ソリューションを参考出展する。   クラウドから遠隔でソフトウエアを組み替え、ティーチング無しにさまざまな作業の自動化に対応する。商品のデータベースと人工知能(AI)を連携させることで、多種多様な製品を扱う作業も自動化できる。  会場では、同ソリューションを活用したロボットによるピック&プレース作業のデモを予定する。

(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)

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