
シールスポンジ材をロボが貼る/豊臣機工
大手自動車メーカー向けのボディー部品を製造する豊臣機工(愛知県安城市、後呂幸彦社長)は、シールスポンジ材を自動で貼り付けるシステム「ロボットスポンジシーリング」を開発した。社内で活用していた同システムだが、豊臣機工、トライエンジニアリング(名古屋市守山区、片山誠二社長)、進和の3社で協業体制を整え、今年の8月から外販を開始した。人が貼るよりも正確に貼り付けられ、再現性も高い。人間の場合は訓練が必要だが、ロボットは1度の指示で作業できるため、動作を身に付けて作業を開始するまでの時間を人間と比べて4分の1まで短縮できる。