食品箱詰め装置の大きな特徴の一つが、非常にコンパクトなシステムであること。
幅は横に飛び出た固定脚を含めても950mm、奥行きは1100mm。高さも1650mmに抑えているため、圧迫感がなく、視界も遮らない。
ロボットはエプソン製のスカラロボットを採用した。ロボットを架台に上向きに固定したバージョンと、天井フレームに固定した天つりバージョンをラインアップする。
エプソンのロボットは近年、食品製造業でも採用が増えており、天つりでの実績も豊富だ。
食品製造ラインではパラレルリンクロボットを使った箱詰めシステムも多いが、「スカラロボットはアームが水平移動しかしないので、フレーム側にかかる負荷を事前に想定しやすい。この特徴を生かし、必要最小限のサイズと部材径でフレームを構築した」とエヌアイシ・オートテックFA営業部の明元賢登副部長は言う。
ロボットシステムにはコントローラーやプログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)などの制御機器も必要だが、「配置を工夫し、コンパクトな架台内部にそれらを全て収めた。軽量でキャスター付きのため、簡単に移動させることもできる」(フレアオリジナルの田中社長)。
小規模な食品工場では特定の製品のために固定設備による生産ラインは構築できないケースが多いため、移動させて運用できる柔軟性は重要なポイントになるという。
食品包装のラベルを判読するAIを発売/山善
食品製造でロボットが活躍しやすい環境づくり推進/日本惣菜協会
食品向けロボットが注目集める!【その2】/FOOMA JAPAN2023
30mmに対応、真空ソフトグリッパーの小型版を発売/ピアブジャパン
食品、医薬品製造を省人化! 多彩なロボットシステム提案【その2】
調理ロボットベンチャーと協業/味の素
[特集FOOMA JAPAN2021 vol.2]2年分の進歩を披露、今こそ展示会を見てほしい/日本食品機械工業会 海内……
韓国のロボット市場、25年には20兆ウォンに
FOOMA JAPAN、過去最大規模で6月に開催
産業用ロボットにはどういったタイプがあるのか。分類や定義、トレンド、歴史など、さまざまな観点から説明します。
“自社に合った、本当に役立つロボットシステム を導入するにはどうすればよいのか。その手順や気を付ける点などを解説します。
「産業用ロボットの導入コストはどれくらい?」。ロボット本体やシステム構築に掛かるコストの目安や考え方を紹介します。
産業用ロボットには専門用語がたくさんあります。企業のホームページやカタログを読む際に役立つ基本用語を説明します。
アクセスランキング
データベース更新情報
1.特集 2025国際ロボット展(iREX2025)
2.[特集2025国際ロボット展vol.1]出展者は過去最多、AIがロボットに革命起こす
3.[特集2025国際ロボット展vol.11]幅広い知見で困り事を解決
4.[特集2025国際ロボット展vol.3]AIがロボ導入や運用を容易に/安川電機
5.[特集2025国際ロボット展vol.9]注目の出展製品PickUp!②
CKDの情報が更新されました。
DOBOT JAPANの情報が更新されました。
イマオコーポレーションの情報が更新されました。
パナソニック アドバンストテクノロジーの情報が更新されました。
タマディックの情報が更新されました。
ロボットダイジェストのパートナーメディア「月刊生産財マーケティング」。工作機械や関連機器のマーケティング誌で、最新技術やメーカー各社の販売戦略、分析記事など、ものづくりに携わる方々に有益な情報が満載です。2025年12月号の特集は「ロボット、使いやすさ革命~下がる運用・導入のハードル~」です。電子版も販売しております。詳しくは当欄の下部から。