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愛知産業と協業し、ロボット研磨市場に参入/スリーエムジャパン

研磨材メーカーのスリーエムジャパン(東京都品川区、スティーブン・ヴァンダー・ロウ社長)は11月29日、ロボット研磨市場への参入を発表した。同社の砥(と)粒を使った研磨ディスクなどをロボットによる研磨作業向けに提案する。愛知産業(東京都品川区、井上 博貴社長)と提携し、12月3日から本格的に事業を開始した。スリーエムの研磨剤「3MキュービトロンⅡ」は、砥粒の先端が摩耗する前に細かく欠けることで常に鋭い切れ味を維持できる。高い加工性能が長時間続くので、自動化に適する。

塗料ホースが要らないスプレーガンを開発/タクボエンジニアリング

タクボエンジニアリング(東京都品川区、佐々木栄治社長)は塗料容器とスプレーガンが一体となった「ホースレスガン(仮称)」を開発。12月5日~7日に千葉県の幕張メッセで開催された「高機能塗料展」で披露した。独自の塗装ロボット「スワン」に搭載できる。通常はタンクに塗料を入れ、タンクとスプレーガンをホースでつなぐ。塗料容器とスプレーガンが一体化したホースレスガンなら、タンクもホースも不要だ。

[注目製品PickUp!Vol.4]こんな構造見たことない、狭い空間を縦に使う【前編】/セイコーエプソン 「Nシリーズ」

編集部が注目した特徴的な製品を紹介する「注目製品PickUp!」の第4弾は、セイコーエプソンの垂直多関節ロボット「Nシリーズ」。折りたためる独自のアーム構造を採用したユニークな製品だ。アームの根元から次の関節(第二関節)までがとても長く、第二関節から内側に折りたたむようにアームを使う。なぜこんなに変わった構造を採用したのか、そのメリットとは。ロボティクスソリューションズ事業部長の吉田佳史執行役員に話を聞いた。

コンパクトさに驚愕、工作機械展に見る専用パッケージ提案【後編】

金属加工の業界でも産業用ロボットの普及が急速に進む。11月に東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた工作機械の専門展「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」でも、各メーカーはこぞって産業用ロボットを組み込んだ自動加工システムを提案した。特に、工作機械専用のパッケージシステムを開発し、「産業用ロボットのプログラミングができなくても使える」とアピールする企業が目立った。

コンパクトさに驚愕、工作機械展に見る専用パッケージ提案【前編】

金属加工の業界でも産業用ロボットの普及が急速に進む。11月に東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた工作機械の専門展「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」でも、各メーカーはこぞって産業用ロボットを組み込んだ自動加工システムを提案した。特に、工作機械専用のパッケージシステムを開発し、「産業用ロボットのプログラミングができなくても使える」とアピールする企業が目立った。

ロボット、どこに置く?工作機械展に見る最新動向【後編】/JIMTOF2018

金属加工の業界でも産業用ロボットの普及が急速に進む。11月1日~6日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた工作機械の専門展「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」でも、各メーカーはこぞって産業用ロボットを組み込んだ自動加工システムを提案した。大手はもとより、中堅や中小メーカーでも産業ロボットを使った展示が目立った。各社のスタンスが分かれたのが、「ロボットをどこに置くか」だ。

[気鋭のロボット研究者vol.4]ロボットに物体を認識する“目”を【前編】/中京大学橋本学教授

連載4回目を迎えた今回は、3つの分野のセンシング・情報処理技術を主な研究テーマに掲げる中京大学の橋本学教授を紹介する。橋本教授は、産業用ロボットに関わる分野では、ばらばらに積まれた物体をピッキングする時に使われるロボットの視覚システム、つまりロボットの“目”の役割を果たすシステムについて研究する。2013年には、ばら積みされた物体の位置や姿勢を効率的に認識できる「ベクトルペアマッチング」という独自のアルゴリズム(プログラムの問題解決手順や計算方法)を開発した。

ロボット、どこに置く?工作機械展に見る最新動向【前編】/JIMTOF2018

金属加工の業界でも産業用ロボットの普及が急速に進む。11月1日~6日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた工作機械の専門展「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」でも、各メーカーはこぞって産業用ロボットを組み込んだ自動加工システムを提案した。大手はもとより、中堅や中小メーカーでも産業ロボットを使った展示が目立った。各社のスタンスが分かれたのが、「ロボットをどこに置くか」だ。

[SIerを訪ねてvol.2]3つの要素で新市場を開く【その3】 /バイナス

本連載2回目は、愛知県稲沢市に本社を置き、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業と教育事業を2本柱で展開するバイナス(渡辺亙<とおる>社長)を訪ねた。前回まではそれぞれの事業の特徴を伝えた。今回はバイナスの設立から現在に至るまでの経緯に加え、今後の展望もリポートする。既存のビジネスに加え、物流業界向けのロボットシステムの提案や独自のロボットハンドの外販など、新規事業にも挑戦する。また、18年9月には新工場の建設に着工する。生産能力を強化し、事業のさらなる拡大を図る。

日中における産業用ロボットの利用動向を調査/IDC Japan

市場調査会社のインターナショナルデーターコーポレイションジャパン(IDC Japan、東京都千代田区、竹内正人社長)は11月20日、日本と中国における産業用ロボットの利用動向を比較・分析した調査結果を発表した。ロボットのシステム構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を選ぶ条件は、日本の製造業では「ロボットの調整やプログラミング、導入時の試験ができる」が全体の21.7%と最も多かった。中国では「用途に合わせて機能の組み合わせやカスタマイズの提案ができる」が25.0%と最多。「現場の事情や予算など、顧客に合わせた提案」は日中とも回答が多かった。

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