2026.09.28
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ヒューマノイドの学習データ収集拠点を開設/J-HRTI

ヒューマノイド(ヒト型)ロボットの社会実装を目的とする民間企業コンソーシアム「J-HRTI(Jハーティー)」は8月26日、ヒューマノイドの学習データ収集拠点「J-HRTI 関東データファクトリー」を開所した。ヒューマノイドの自律的な動作の基となる学習データを同施設で収集する。事務局長を務めるINSOL-HIGH(インソルハイ、東京都千代田区)の磯部宗克社長は「すでに数千件のデータは収集できており、単純なタスクは年内にも現場実装したい」と語る。

(水野敦志:ロボットダイジェスト編集部)

社会実装に向けて

今年8月にヒューマノイドの学習データ収集拠点を開設した

 J-HRTIは産業用機器を扱う大手専門商社の山善や、制御系のシステム基盤などを手掛けるインソルハイなどが今年4月に設立した団体だ。
 8月26日には千葉県習志野市に学習データ収集拠点「J-HRTI 関東データファクトリー」を開所した。オペレーターがヒューマノイドの実機を動かし、人工知能(AI)学習用のデータを集める。

「データ収集から実機検証まで一気通貫で行う」と語る磯部宗克社長

 同日には開所式を開き、J-HRTI事務局のインソルハイと、参画企業5社のうち山善を含む4社が出席した。
 まずはインソルハイの磯部社長が、施設概要や今後の運用方針などを伝えた。「日本の労働力不足が今後ますます深刻化し、人の代替となるヒューマノイドの必要性が高まる。だが現状のヒューマノイドは万能ではない。作業者の代替となれるよう、この拠点でデータ収集から基盤モデルの構築、実機検証まで一気通貫で実施する」と語った。

「優先順位を付けて順次データ学習を進める」と山善の中山勝人参与

 続けて、J-HRTIの運営委員も務める山善トータル・ファクトリー・ソリューション支社の中山勝人参与は「参画企業から寄せられた『自動化したい作業』に優先順位を付け、学習を順次進める。早急に現場実装までつなげたい」と意気込みを述べた。
 自社の顧客向けには、工作機械のジグ(固定具)交換といった段取り替え作業を自動化するソリューションなどを構想する。

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