[ショールーム探訪vol.43]「総合SIer」としての強みを体現/明和eテック「デモ展示場」
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の明和eテック(愛知県豊田市、河原博社長)は本社の1階にロボットシステムのショールーム「デモ展示場」を設置する。自社開発の自律走行型搬送ロボット(AMR)や協働ロボットシステム、ソフトウエアなど幅広いソリューションを展示し、無人搬送車(AGV)を使ったテストも実施できる。自動化システムをワンストップで提案する「総合SIer」として、その強みをショールームで体現した。
製造現場を熟知
搬送システムや検査装置などの自動機をはじめロボットシステムを手掛ける「ロボット・機械装置事業」、電気配線や制御関係を担う「電機・ファクトリーオートメーション(FA)制御事業」、ソフトウエアや生産履歴追跡システム、設備の稼働状況可視化システムなどを開発する「製造デジタルトランスフォーメーション(DX)事業」――という3つの柱で事業を展開する明和eテック。
入谷友規執行役員は「わが社は3つの事業を持つ“総合SIer”として、自動化システムをワンストップで提供できるのが強み。長年の経験から自動車業界の製造現場を熟知しており、顧客の要望に合わせてシステムを提案できる」と話す。
本社ロビーに設置したパネル展示では各事業の内容を解説する。長きにわたり自動車業界の製造現場に自動化システムを納入してきた知見を生かし、柔軟なシステム設計から配線、据え付けまで一貫して対応できる強みをパネルで表現した。
自社開発のAMRに触れられる
AGVのテストスペースも備え、顧客の要望に応じて事前にデモをセットアップする。アルミフレーム製のこたつ(パレットや搬送物を乗せる台)を顧客が持ち込んだり、希望の形状のこたつで搬送したりと導入先をイメージして検証できる。
また、協働ロボットを使ってコネクターを挿入する嵌合(かんごう)システムを展示する他、製造DX事業のソリューションを紹介する一画も設ける。
FP室の松井勇志主査は「デモ展示場はロボットシステムやその動きを制御するソフト、システムとソフトをつなげるネットワークの構築まで、3事業の取り組みを体感できる場になっている」と話す。

