出展者数は過去最多、12月に国際ロボット展を開催
10月7日、日本ロボット工業会(会長・橋本康彦川崎重工業社長執行役員兼最高経営責任者)などが主催する「2025国際ロボット展(iREX2025)」の詳細が発表された。
12月3日~12月6日の4日間、都内の東京ビッグサイトで開催する。同会場は東1~3ホールが改装工事中のため出展小間数は前回展より減少したが、出展者数は673社と前回展を19社上回り過去最高を更新した。テーマは「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」で、同展をPRするサポーターにはタレントの井上咲良さんが就任した。
前回同様、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)が出展する「ロボットSIerゾーン」、物流システム機器メーカーなどが出展する「物流システム・ロボットゾーン」、パーツフィーダーメーカーなどが出展する「部品供給装置ゾーン」を併設する。
人工知能(AI)やヒューマノイド(ヒト型ロボット)に関する講演やフォーラムなども会期中に多数開催する。「昨今AI、DX(デジタルトランスフォーメーション)、ヒューマノイドなどの目覚ましい進展と相まってロボットの活躍の場が一層広がっている。AIを必要条件にヒューマノイドを含めたロボットのブームを“本物”にしていく時代がいよいよきた」と小川昌寛運営委員長(=写真、安川電機社長)は述べた。
11月19日~12月19日にはウェブ上でオンライン展「iREX オンライン」も開催する。