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2023.07.13

板金工場用の搬送ロボットを開発/アマダ

 板金加工機メーカーのアマダは7月12日、都内の展示会「MF-TOKYO(エムエフ・トウキョウ)2023」の会場で自律走行式搬送ロボット(AMR)「AMTES(アムテス)500」を発表した。
 発売前の参考出展の製品で、最大可搬質量は500kg。板金加工工場での使用を想定しており、パレット(荷役台)に載せた板金製品の搬送に適する。センサーで周囲の環境を認識して走行するため、床面への磁気テープや2次元コードなどの貼付は不要だ。
 床面に物が落ちていても問題なく走行できるよう、ホイール前後にはブラシを装着し、1.5cmまでの物なら乗り越えることもできる。

レーザ加工機で切り出した板材をベンディングマシンに搬送

 会場では、レーザ加工機で切り出した金属製の板材を、横に置いたベンディングマシン(曲げ加工機)に搬送。曲げた後の製品を再び搬送し、溶接ゾーンの仮置きエリアまで運ぶデモを披露した。産業用ロボットなどの自動化機器と組み合わせ、一連の工程を完全自動化した。
 「夜間に設備を無人で稼働させるなど、搬送まで含めて自動化したいとのニーズは強かった。自社のショールームでもまだ展示していない初披露の製品で、来場者からの反応はとても良い」と広報担当者は言う。

 MF-TOKYO 2023はプレスや板金の専門展示会で、7月15日の午後4時まで開催している。

(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)

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