中村留精密工業(C-32)はワークストッカーの新製品「箱兵衛Link(リンク)」を初披露した。ストッカーと直交ローダーが一体化したシステムで、ワーク(被加工物)のローディングやアンローディングに加えて箱詰め作業まで自動化できる。
自社製品だけではなく、他社の製品やユニットに搭載できるのも大きな特徴だ。小間では、森合精機の洗浄機と組み合わせた自動化システムとして展示している。「ワークを整列させて箱に詰める作業は人手がかかっていた。箱兵衛リンクは直交ローダーを使っているため多関節ロボットよりも省スペースで、しかも低コストで箱詰め作業を自動化でき、現場の負担を削減できる」と中村匠吾社長は強調する。