
高校生の挑戦始まる! 競技会のキックオフ講習会を開催/愛知県
愛知県は4月16日、「第1回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(略称:高校生ロボットSIリーグ)」のキックオフ講習会を名古屋市中村区の「ダイドーロボット館」で開催した。今年12月に開かれる高校生ロボットSIリーグの成果披露イベントに向けた最初の活動で、参加チームの高校生はこれから約8カ月かけて競技課題に挑戦する。
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愛知県は4月16日、「第1回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(略称:高校生ロボットSIリーグ)」のキックオフ講習会を名古屋市中村区の「ダイドーロボット館」で開催した。今年12月に開かれる高校生ロボットSIリーグの成果披露イベントに向けた最初の活動で、参加チームの高校生はこれから約8カ月かけて競技課題に挑戦する。
人工衛星を開発・製造するアストロスケール(東京都墨田区、小山貴義社長)は4月4日、経済産業省から「令和3年度補正宇宙開発利用推進研究開発(宇宙船外汎用作業ロボットアーム・ハンド技術開発)」を受託したと発表した。昨年受託した「令和2年度補正宇宙開発利用推進研究開発」からの継続受託となる。
愛知県が「高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(略称:高校生ロボット S Iリーグ)」の参加校と、各チームのサポーターを担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を募集している。募集期間は2月28日まで。各参加チームが競技課題である製造業向けロボットシステムを構築。その成果を2022年12月10日、11日に愛知県常滑市のアイチ・スカイ・エキスポで披露し、入賞チームなどを決定する。
相模原市などが出資するさがみはら産業創造センター(略称=SIC、相模原市緑区、橋元雅敏社長)は、1999年の設立時から起業家・ベンチャー企業の支援や地域の産業振興に取り組んできた。近年は特に、相模原市の産業政策の一環として、産業用ロボットの導入による地元企業の競争力強化や、地域のロボット産業育成の支援に力を入れる。近年、企業のニーズが変化し、導入支援の中身が変わってきたという。SICが運営する「さがみはらロボット導入支援センター」の川下敬之所長に話を聞いた。
久保井塗装(埼玉県狭山市、窪井要社長)は、樹脂部品などを塗装する「工業塗装」の中小企業だ。スプレーガンから塗料を噴射する塗装を専門にする。塗装作業の自動化を目指し、2015年に産業用ロボットを導入した。一般的に、塗装の自動化では不良品の発生率を下げるため、恒温・恒湿の環境を整える。しかし、エネルギーやコストがかかるため中小企業では難しい。同社は自社開発のモノのインターネット(IoT)システムなども駆使しながら、その壁を驚きの着眼点で乗り越えた。
昨年から延期されていた「ワールドロボットサミット(WRS)2020」がいよいよ開催される。9月には愛知大会、10月には福島大会が開かれる。新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、9月9日~12日開催の「WRS2020愛知大会」は競技会をライブ配信、展示会を仮想空間上でのバーチャル展として実施する。今年7月に就任した経済産業省の大星光弘ロボット政策室長に話を聞いた。
愛知県と名古屋工業大学の産学官金連携機構(機構長・江龍修副学長 ※「金」は金融機関)は2021年9月10日から翌年1月21日にかけ、「産業用ロボット導入支援研修会」を開催する。
名古屋市は「名古屋市ロボット・AI・IoT人材育成事業」の一環で、名古屋工業大学と名古屋市立大学と連携して「ロボット・AI・IoT導入及びサイバーセキュリティ対策 専門人材育成講座」を2021年7月7日から開講する。5月31日から申し込み受け付けを開始した。
2019年に政府の有識者会議がまとめた「ロボットによる社会変革推進計画」。そこで示された施策が本格的に動き始めている。「その1」「その2」では、ロボットフレンドリーな環境を実現するための施策や、人材の確保・育成に向けた取り組みを紹介した。「その3」では、技術研究組合産業用ロボット次世代基礎技術研究機構(略称ROBOCIP=ロボシップ)の研究開発プロジェクトや、施策の四つ目の方向性である「社会実装を加速するオープンイノベーション」について話を聞いた。
2019年に政府の有識者会議がまとめた「ロボットによる社会変革推進計画」。そこで示された施策が本格的に動き始めている。「その1」では全体概要や、施策の一つ目の方向性「導入・普及を加速するエコシステムの構築」について取り上げた。その他の施策にはどのようなものがあるのか。経済産業省の石井孝裕ロボット政策室長に話を聞いた。