工場から人を消す! 画像検査からロボットへ【前編】/リンクス 村上慶社長
リンクス(東京都品川区)は、工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)向けに画像処理ソフトウエアや産業用カメラなどを輸入販売する技術商社だ。部品の寸法や外観などを自動で確認する画像検査システムを得意とする。こうしたマシンビジョンの需要は伸びており、「人工知能(AI)」と「3次元(D)センサー」が大きなトレンドという。村上慶社長に話を聞いた。
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リンクス(東京都品川区)は、工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)向けに画像処理ソフトウエアや産業用カメラなどを輸入販売する技術商社だ。部品の寸法や外観などを自動で確認する画像検査システムを得意とする。こうしたマシンビジョンの需要は伸びており、「人工知能(AI)」と「3次元(D)センサー」が大きなトレンドという。村上慶社長に話を聞いた。
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する「SIerを訪ねて」の第18回は、金沢市に本社を置く津田駒工業が2018年に立ち上げたSIer事業「TRI」を紹介する。TRIはロボットシステムの外販だけではなく、自社工場の自動化も手掛けており、後編では自社工場に導入したシステムの概要を解説する。搬送装置やストッカーも含めて生産ライン全体をワンストップで構築できるTRIの強みを、社内のシステム製作にも生かした。
ロボットシステムを設計、製作するシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。第18回は、金沢市に本社を置く津田駒工業が2018年に立ち上げたSIer事業「TRI」を紹介する。搬送装置やストッカーも含め、金属部品などの生産ライン全体をワンストップで構築できるのが最大の強みだ。顧客にロボットシステムを提案するだけではなく、自社工場の自動化も担う。自社工場をショールームとして公開し、TRIの認知度向上や受注獲得を目指す。
光学機器メーカーのキヤノンは4月21日、同社の3次元(D)マシン・ビジョン・システム 「RVシリーズ」がデンマークに本社を置く協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボット(UR)の公認周辺機器「UR+(プラス)」の認証を取得したと発表した。
世界最大規模の産業見本市「ハノーバーメッセ2021 デジタルエディション」が2021年4月12日~16日の5日間、オンラインで開催された。約1800社・団体が出展し、1万以上の製品や技術を紹介した。最先端のデジタル技術や自動化ソリューションが来場者の注目を集めた。ここでは主要出展者のロボットや搬送システムの最新提案を紹介する。
製造業の専門展「名古屋ものづくりワールド2021」が2021年4月7日~9日の3日間、名古屋市港区の「ポートメッセなごや」で開かれた。ロボットや自動化機器が数多く展示され、来場者の注目を集めた。ここでは出展者各社の自動化提案を紹介する。
日立製作所は4月8日、ロボットベンチャー企業KyotoRobotics(キョートロボティクス、滋賀県草津市、徐剛社長)の株式の約96%を取得し、子会社化したと発表した。取得日は4月1日付で、取得額は非公表。
コグネックス(東京都文京区、ロバート・ウィレット社長)は5月13日の午前10時から午後5時半に、ウェブイベント「COGNEXPO Online(コグネクスポ・オンライン)」を開催する。
ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。4回目はデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、中川弘靖社長)の伊庭歩美さんを紹介する。子どものころから憧れを持つロボットを「夢のある機械」と表現する。顧客の要望通りにロボットを動かすための検証業務や、展示会用のデモ機を製作する。一昨年開催された「2019国際ロボット展(iREX2019)」では、ワイヤハーネスの組み付け作業を自動化するデモ機を一から作り上げた。
クラボウは2020年4月、ケーブルなどの形状認識に特化した3次元(D)ビジョンセンサー「KURASENSE(クラセンス)」を発売した。後編では、クラセンスを活用した具体的な自動化システムの事例として、セイコーエプソンと協力して開発した「フラットケーブル高速挿入ロボットシステム」を取り上げる。エプソンの開発担当者の話も交えながら、システムの特徴や両社の出会いのきっかけなどを紹介する。