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協働ロボット

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[SIerを訪ねてvol.42]周辺機器の開発力を生かして/高井精器

高井精器(神奈川県藤沢市、高井研吾社長)は部品の供給装置など周辺機器の開発技術と、自社工場で培ったロボットシステムの構築力を生かして、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業にも力を入れる。長年ベアリング部品を製造しながら、社内で周辺機器の開発やロボットシステムの導入などに取り組んできた。高井社長は「目視検査は作業者の負担も大きく、自動化が必須。他社とも協力しながら、外観検査システムの開発に取り組んでいる」と語る。

エアグリッパーとTIG溶接パッケージをUR+に認証/ユニバーサルロボット

デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は、北川鉄工所のエアグリッパー「NTS311」(=写真左)と板金加工機械の専門商社ファブエース(横浜市都筑区、浅野慎一郎社長)のティグ(TIG)溶接支援ロボットシステム「Co TIG Welders(コ・ティグ・ウェルダーズ)」(=同右)の2製品をUR公認の周辺機器「UR+(プラス)」に認証した。

周辺機器やAIでより高度な自動化を、ロボットの専門展で脚光

1月24日~26日の3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで「ロボデックス」など複数の展示会が開催された。ロボデックスにはロボットや周辺機器のメーカー、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)など多くの企業が出展した。ロボットと周辺機器を組み合わせた高度な自動化システムのほか、遠隔操作やティーチング(教示)などに関する先進的な技術にも注目が集まった。

[注目製品PickUp! vol.62]小型の協働ロボットでも高く積み上げられる/リナック「ELEVATE」

デンマークに本社を構える電動シリンダーメーカー、リナックの日本法人(横浜市港北区、佐藤嘉貢社長)は、協働ロボットの可動範囲を広げる「ELEVATE(エレベート)」を昨年発売した。上下に昇降することで、その上部に設置した協働ロボットの動作範囲を広げられる。同社は長年、医療用ベッドや昇降デスクなどに使う電動シリンダーを開発してきた。そのノウハウを生かし、ELEVATEで生産現場のさらなる省人化や作業の効率化に貢献する。

[2023国際ロボット展リポートvol.18] 海外ブランドの協働ロボも多数出展/テックマンロボット、AUBOロボティクス

近年大きなトレンドとなっているのが、安全柵なしで人と同じ空間で稼働できる協働ロボットだ。vol.4のDobot Robotics(ドゥーボットロボティクス)やvol.13のユニバーサルロボットなど、これまでも海外の協働ロボットメーカーを取り上げてきたが、その他にも海外の協働ロボットメーカーの出展は目立った。

[SIerを訪ねてvol.41]ロボット活用の近道を作る/iCOM技研

今回紹介するiCOM技研(アイコム技研、兵庫県小野市、山口知彦社長)は、ユニバーサルロボット(UR)の協働ロボットを使った自動化システムの構築に強みを持つ。これまでの自動化のノウハウを基に、自動化システムのパッケージ化にも取り組む。2022年からは人工知能(AI)とビジョンセンサーを使ったティーチング(教示)レスシステムの研究開発を始めた。来年には研究開発施設として、「AI Robotics Labs(AIロボティクスラボス)」をオープンし、ティーチングレスシステムの研究に加えて、人材育成用教材パッケージの試作にも力を入れる。

[ショールーム探訪vol.20]人や物、コトをつなげる結節点/三井物産マシンテック「Industrial Robot Hub」

工作機械、FA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)システムなどを販売する三井物産マシンテック(東京都港区、片岡健太郎社長)は9月1日、東京都品川区の天王洲アイル駅直結の好立地に、産業用ロボットのショールーム「Industrial Robot Hub(インダストリアル・ロボット・ハブ)」をオープンした。

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