生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

協働ロボット

RECENT POSTS

世界でも珍しい? 中村留が機内ロボット開発/中村留精密工業

工作機械メーカーの中村留精密工業(石川県白山市、中村健一社長)が、多品種少量生産向けの自動化戦略を強化している。①スピード②スペース③フレキシビリティー(柔軟性)――の3つの切り口で自動化機器を開発し、今年7月には省スペースと柔軟性を兼ね備えた機内ロボット「Flex Arm(フレックスアーム)」を発売。被加工物(ワーク)とチャックの爪交換を自動化できる。中村匠吾専務は「世界でも珍しい製品」と強調する。

ロボ用アパレルメーカーが協働ロボット向けアームカバーに参入/Rocket Road

ロボット用アパレルブランド「ROBO-UNI(ロボユニ)」を展開するRocket Road(ロケットロード、福岡市城南区、泉幸典社長)は9月30日、協働ロボット用アームカバー「ロボユニカバーウェア」を発売した。デンマークのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)の協働ロボット向けで、同メーカーの公認製品「UR+」の認証も取得した。

自律走行ロボットシステムを発売/DMG森精機

工作機械大手のDMG森精機は、ワーク(被加工物)の搬送や着脱を自動化する搬送システム「WH-AGV5」を10月1日から販売すると発表した。同システムは無人搬送車(AGV)と協働ロボットを組み合わせたものだ。磁気テープやマーカーなしで工場内を走行し、協働ロボットのアームでワークを工作機械から直接着脱できる。

愛同工業の自動車部品工場に協働ロボ導入/ユニバーサルロボット

 協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は9月13日、自動車部品の相手先ブランドでの製造(OEM)をする愛同工業(愛知県大府市、渡辺裕介社長)の複数の製造工程に、同社の協働ロボットが採用されたと発表した。加工設備への材料の付け外しなどを協働ロボットが担う。

伸びる生地で防水や防汚を実現/テイアイテイ

高機能繊維商社のテイアイテイ(千葉県柏市、竹ノ内至秀社長)は、シリコーンコーティングした特殊な生地「シリコテクス」を武器に、ロボット保護カバー市場に参入を図る。4月には、シリコテクスを使用した協働ロボット用の保護カバー「RobotFit(ロボットフィット)」を発売した。「伸縮性が高いため、ロボットアームの動作に追従でき、着脱も容易。形状をシンプルにできるため、コストも抑えられる」と諏訪秋彦開発営業課長は言う。

3社連携で協働ロボ普及へ、検証施設を開所/バイナス

システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のバイナス(愛知県稲沢市、渡辺亙社長)は8月2日、協働ロボットの検証施設「協働ロボットセレクションセンター」を開所した。センターでは、最適な協働ロボットの選定から全体のシステム構想、具体的な検証までをワンストップで提供する。センターの設立に伴い、技術商社の立花エレテックや、協働ロボットなどのレンタルサービスを手掛けるオリックス・レンテック(東京都品川区、細川展久社長)とも協業。3社連携で協働ロボットの普及促進を目指す。

TOP