
参考出展のフォークロボに注目集まる/シンテックホズミ
搬送ロボットメーカーのシンテックホズミ(愛知県みよし市、加藤久視社長)は2021年12月7日~10日の4日間、本社ショールームでプライベートショー(PS)を開催した。4日間で約400人が来場した。参考出展のフォークロボ「NFF-600」や、最新のプラットフォームシステムなどに注目が集まった。
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搬送ロボットメーカーのシンテックホズミ(愛知県みよし市、加藤久視社長)は2021年12月7日~10日の4日間、本社ショールームでプライベートショー(PS)を開催した。4日間で約400人が来場した。参考出展のフォークロボ「NFF-600」や、最新のプラットフォームシステムなどに注目が集まった。
連載企画「ショールーム探訪」の第2回は、オリックス・レンテック(東京都品川区、細川展久社長)の「Tokyo Robot Lab.(トーキョー・ロボット・ラボ)」を取り上げる。前編では施設の概要を説明したが、後編では同施設で見られるデモンストレーションなどを詳しく紹介する。「幅広いメーカーの製品をそろえており、ニーズにあった最適な製品やシステムを提案できる」と事業戦略本部事業開発部の伊井俊輔ロボット事業推進チームリーダーは話す。
ロボットダイジェストの記者が読者に代わってショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。第2回は、ロボットのレンタル事業「RoboRen(ロボレン)」を手掛けるオリックス・レンテック(東京都品川区、細川展久社長)の「Tokyo Robot Lab.(トーキョー・ロボット・ラボ)」を取り上げる。同施設があるのは東京都町田市。幅広いメーカーの協働ロボットや無人搬送車(AGV)などをそろえるショールームだ。
協働ロボットシステムの開発や運用のための教育をするシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のiCOM技研(兵庫県小野市、山口知彦社長)は、協働ロボットの導入を支援するサービスを拡充した。10月には協働ロボットの要素を組み込んだ特別教育のプログラムをスタートし、今後もロボットを使いこなすためのトレーニングなどの教育コンテンツを順次発信していく予定だ。2022年度以降に定額のサブスクリプション方式で協働ロボットシステムを提供する準備も進めており、協働ロボットならではの使い方や考え方の浸透に努める。
ロボット開発シンクタンクのiRooBO Network Forum(アイローボ・ネットワーク・フォーラム、会長・坂本俊雄ブリッジ・ソリューション社長、以下アイローボ)は11月29日、ソフトバンクなどと共同で、次世代通信規格(5G)環境で協働ロボットなどの稼働を可視化する実証システムを構築した。報道向けのデモ体験会では、高速、大容量通信が可能な5Gならではの映像を介したリモート作業を披露。中小企業の製造現場のデジタルトランスフォーメーション(DX=デジタル技術による業務変革)の実現や、多数のロボットの稼働監視などを提案する。
自律移動ロボットによる競技会「ロボカップアジアパシフィック(RCAP)2021あいち」が11月25日~29日の5日間、愛知県常滑市の展示会場「アイチ・スカイ・エキスポ」で開催された。会期中延べ1万2000人以上が来場した。家族連れや社会科見学で訪れた小中学生などが目立った。
名古屋市とイタリアのトリノ市の姉妹都市提携15周年を記念したイベント「“Nagoya×Torino”グローバル交流 with 5Gプロジェクト」が11月5日、名古屋市中区の名古屋市公館やトリノ市役所などで開催された。
10月27日~29日の3日間にわたり、ロボットや物流機器関連の専門展が名古屋市内で開催された。自動化技術を求める来場者に向け、数多くの企業が最新のロボット関連製品などをPRした。後編ではロボットシステムのインテグレーター(SIer、エスアイアー)や周辺機器メーカー、物流機器メーカーの展示物を取り上げる。
キリンビバレッジ(東京都中野区、堀口英樹社長)は10月27日、湘南工場(神奈川県寒川町)に産業用ロボットで茶葉を開梱(かいこん)し、投入する自動化設備を導入し、稼働を開始した。同工程にロボットシステムを適用するのは、キリングループとして初めて。
新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にある中部地区では今年10月、さまざまな産業見本市が相次いで開催された。10月20日~23日には工作機械展「メカトロテックジャパン(MECT)2021」が、10月27日~29日にはロボットや物流機器関連の専門展などがそれぞれ名古屋市内で開かれた。ロボットや物流の専門展では、自動化技術を求める来場者に向けて数多くの企業が最新のロボット関連製品などを提案した。