
AMRと自動倉庫を活用した新物流拠点を公開/山善
山善は大阪における大規模物流拠点として「ロジス大阪」を今年1月から本格稼働させる。2024年12月に報道陣向けに説明会を開催し、ロジス大阪の内部を公開した。自律走行型搬送ロボット(AMR)や自動倉庫を活用し、倉庫内物流の効率化と省人化を実現する。
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山善は大阪における大規模物流拠点として「ロジス大阪」を今年1月から本格稼働させる。2024年12月に報道陣向けに説明会を開催し、ロジス大阪の内部を公開した。自律走行型搬送ロボット(AMR)や自動倉庫を活用し、倉庫内物流の効率化と省人化を実現する。
TRUST SMITH(トラストスミス、東京都文京区、大澤琢真社長)グループで自動倉庫システムを提供するRENATUS ROBOTICS(レナトスロボティクス、東京都文京区、大澤琢真社長)は12月9日、トラストスミスから人工知能(AI)を用いたロボットアーム制御技術「ADAM SMITH(アダムスミス)」を買い取ったと発表した。同技術でロボットによる無人ピッキングシステムを開発する。
ハクオウロボティクス(東京都荒川区、鈴木智広社長)は、無人搬送フォークリフト(AGF)「AutoFork(オートフォーク)」を開発、販売する。複数の荷役台(パレット)を一括で認識し、効率よく搬送できる点が特徴だ。AGFの扱いに不慣れな物流現場でも使いやすいよう、手動モードで動かした経路を自動走行に反映できる機能も備える。11月には物流拠点に初めて導入された。今後はさらなる拡販に向けてサポート体制も強化する。
フランスに本社を置く電気機器メーカーのシュナイダーエレクトリックの日本法人(東京都港区、白幡晶彦社長)は 10月10日、衛生用品の計数機器などを開発するオリオン機械工業(相模原市緑区、中村允雄社長)と共同で、リニア搬送機などの実機体感イベントを開催した。
大手リース会社の三菱HCキャピタルは今年4月、社内のロボット関連業務を集約しロボティクス事業開発部を設立した。ロボティクス事業開発部長に就任した佐伯孝志氏は「ロボットに関心のある企業は多いが、市場には多様な製品があり、ユーザー自身で適切な選択をするのが難しい。わが社がそのサポートをして、最適な技術を最適な場所へ届けたい」と語る。
日立製作所グループで自動化関連の「ロボットシステムインテグレーション(ロボティクスSI)事業」を担う日立オートメーション(東京都大田区、新井美帆社長)は工場や生産ライン全体の提案を得意とする。特に最近はデジタル技術を組み合わせた自動化提案に注力する。新井社長は「時代の変化に対応するために、生産ラインや一部の生産技術も協調領域にするべき」と提唱する。
9月10日~13日、東京都江東区の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流総合展「国際物流総合展2024」が開催された。出展者数と来場者数は共に過去最多を記録するなど、会場は活気にあふれた。展示会リポートの最後はロボットを中心にしたアプリケーションに焦点を当てた。
9月10日~13日、東京都江東区の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流総合展「国際物流総合展2024」が開催された。出展者数と来場者数は共に過去最多を記録するなど、会場は活気にあふれた。物流現場や生産現場の工程間では、物を移動させる作業が多い。そういった際に自動搬送を担う無人搬送車(AGV)や自律搬送ロボット(AMR)、無人搬送フォークリフト(AGF)では、不慣れな人でも簡単に扱える技術が多く提案された。
シャープは9月17日・18日の2日間、東京都千代田区の東京国際フォーラムで新技術を発表する自社展「SHARP Tech-day(シャープテックデー)」を開催した。無人搬送車(AGV)を使った倉庫自動化システムと、研究を進める「シミュレーテッド量子アニーリング(SQA)」技術を組み合わせたソリューションを参考展示した。「他社にはまねできない、シャープならではの提案」と説明員は言う。
9月10日~13日、東京都江東区の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流総合展「国際物流総合展2024」が開催された。出展者数と来場者数は共に過去最多を記録するなど、会場は活気にあふれた。国内の物流現場は電子商取引(EC)サイトなどを通じた通信販売の興隆で扱う物量が増えているのに対して、慢性的な人手不足の状態だ。そこで、多くの荷物を扱える自動倉庫システムや仕分け作業用のソーターを提案する企業も目立った。