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特集・トピックス

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ローカル5Gで遠隔ロボなどの実証実験を開始/川崎重工業ほか

 川崎重工業と、同社グループでITシステムやネットワーク構築を担うベニックソリューション(兵庫県明石市、占部博信社長)、関西電力子会社のオプテージ(大阪市中央区、荒木誠社長)の3社は9月3日、企業が独自に構築できる第5世代移動通信システム(ローカル5G)の実証実験の予備免許を取得した。

ロボット関節に組み込む角度検出用リングに小型サイズ追加/NTN

NTNは9月2日、角度検出センサーシステムを構築するための「複列磁気リング」に小型サイズの「32/31極対シリーズ」を追加した。複列磁気リングは、産業用ロボットの関節などに組み込んで、角度を検出するために使う。高い精度は維持したまま、従来の「64/63極対シリーズ」に比べ外径を2分の1に小型化。軽量化も実現した。

源流は自動車部品、技術を生かしニーズを形に/近藤製作所

近藤製作所(愛知県蒲郡市、近藤茂充社長)は①自動車部品②FAシステム③ハンド&チャック ロボット周辺機器④スマートファクトリーLabo(ラボ)――の4本柱で事業を展開する。①の自動車部品が源流で、②~④の事業部は自社の自動車部品工場のニーズと、顧客のニーズから派生して設立された。社内で蓄積した技術を生かし、顧客ニーズを形にし続け、業容の拡大につなげた。

より軽く柔らかく、ロボットに樹脂部品を/三井化学 田和努ロボット材料事業開発室長

自動車では、適材適所で最適な素材を組み合わせる「マルチマテリアル化」が進む。金属部品を樹脂などに置き換えることで大幅に軽量化でき、燃費が向上する。「ロボットでも今後、間違いなく樹脂部品が増える」――。そう見越してロボット向け樹脂部品の提案に力を入れるのが三井化学だ。同社がロボットに注力する理由とは、樹脂で何ができるのか。田和努ロボット材料事業開発室長に話を聞いた。

ハンドに画像処理用ソフトも! ロボ関連の製品群拡充【後編】/CKD

「世界のFAトータルサプライヤー」を目指すCKDは、電動アクチュエーター(ロッドの伸縮やテーブルのスライドをする装置)を中心とした直動製品や、ロボットハンドなどのロボット関連の製品群を拡充している。後編では、20年5月に発売した画像処理用のソフトウエア「Facilea(ファシリア)」を紹介する。誰でも簡単に、最短20分で画像処理システムを構築できるのが特徴だ。

テレワークの課題にどう対応?/レステックス

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のレステックス(千葉県松戸市、斉藤圭司社長)は、新型コロナウイルス禍が始まるよりずっと以前から、テレワーク制度を採用してきた。コロナ禍が長期化し、4月の緊急事態宣言発令中ほど全面的ではないまでも、部分的にテレワーク制度を維持する企業もある。先駆的に導入した企業はテレワークに伴う問題をどのように解決したのか、斉藤社長に話を聞いた。

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