[国際物流総合展2024 vol.5]ロボットに何をさせるか?/ファナック、川崎重工業、ヤマハ発動機、ユーシン精機ほか
9月10日~13日、東京都江東区の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流総合展「国際物流総合展2024」が開催された。出展者数と来場者数は共に過去最多を記録するなど、会場は活気にあふれた。展示会リポートの最後はロボットを中心にしたアプリケーションに焦点を当てた。
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9月10日~13日、東京都江東区の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流総合展「国際物流総合展2024」が開催された。出展者数と来場者数は共に過去最多を記録するなど、会場は活気にあふれた。展示会リポートの最後はロボットを中心にしたアプリケーションに焦点を当てた。
9月10日~13日、東京都江東区の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流総合展「国際物流総合展2024」が開催された。出展者数と来場者数は共に過去最多を記録するなど、会場は活気にあふれた。物流現場や生産現場の工程間では、物を移動させる作業が多い。そういった際に自動搬送を担う無人搬送車(AGV)や自律搬送ロボット(AMR)、無人搬送フォークリフト(AGF)では、不慣れな人でも簡単に扱える技術が多く提案された。
シャープは9月17日・18日の2日間、東京都千代田区の東京国際フォーラムで新技術を発表する自社展「SHARP Tech-day(シャープテックデー)」を開催した。無人搬送車(AGV)を使った倉庫自動化システムと、研究を進める「シミュレーテッド量子アニーリング(SQA)」技術を組み合わせたソリューションを参考展示した。「他社にはまねできない、シャープならではの提案」と説明員は言う。
9月10日~13日、東京都江東区の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流総合展「国際物流総合展2024」が開催された。出展者数と来場者数は共に過去最多を記録するなど、会場は活気にあふれた。国内の物流現場は電子商取引(EC)サイトなどを通じた通信販売の興隆で扱う物量が増えているのに対して、慢性的な人手不足の状態だ。そこで、多くの荷物を扱える自動倉庫システムや仕分け作業用のソーターを提案する企業も目立った。
9月10日~13日、東京都江東区の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流総合展「国際物流総合展2024」が開催された。出展者数と来場者数は共に過去最多を記録するなど、会場は活気にあふれた。物流機器の大手メーカーを中心に、会場では大きなスペースを使い、複数工程の自動化を一体で展示する企業も目立った。
スター精機(愛知県大口町、塩谷陽一社長)は10月1日、ロボットパレタイザー「PXT/PXL/PXWシリーズ」の積み付け設定作業を容易にするソフトウエア「パレタイザーエディター」の提供を開始した。
IHI物流産業システム(東京都江東区、川田基浩社長)は9月25日、情報通信技術(ICT)機器の保守サービスなどを提供するNECフィールディング(東京都港区、形山嘉浩社長)の保守部品の配送拠点に、ロボット自動倉庫「Skypod(スカイポッド)」が採用されたと発表した。
9月10日~13日、東京都江東区の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流総合展「国際物流総合展2024」が開催された。「持続可能な道、物流の明日を育む」をテーマに、580社・団体が出展し、4日間で合計8万4193人が来場した。出展者数と来場者数は共に過去最多を記録するなど、会場は活気にあふれた。多くの出展者が焦点を当てたのは統合制御に向けたデジタル技術だ。マテリアルハンドリング(マテハン)の大手メーカーなどは、物流現場全体を統合制御して高度な自動化を実現する技術を提案した。
小型の自動倉庫などを製造販売するROMS(東京都品川区、前野洋介社長)は9月9日、物流サービス企業のロジウィルグローバルサプライ(川崎市川崎区、山口聖治社長、以下ロジウィル)の物流センターに自動倉庫「Nano-Stream(ナノ・ストリーム)」が採用されたと発表した。
三菱HCキャピタルと、自律走行型搬送ロボット(AMR)を開発するベンチャー企業のLexxPluss(レックスプラス、川崎市川崎区、阿蘓将也社長)は9月12日、屋内搬送作業の自動化や効率化を実現するために資本業務提携契約を締結した。製造・物流業に向け、ロボット導入時のコンサルティングから運用環境の整備、導入後のサポートまでをパッケージ化したサブスクリプション形式(定額制)のロボットサービスの提供を図る。