生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

2021.12.22

椿本マシナリーと物流ラボ施設を共同開設/流通サービス

 物流企業の流通サービス(埼玉県草加市、神田隆社長)は12月16日、物流向けの自動化システムを開発、販売する椿本マシナリー(大阪市西区、藤井幸博社長)と共同で、物流ラボ「KISAI BASE(キサイベース)」を開設したと発表した。開設場所は、流通サービスの騎西物流センター(埼玉県加須市)内。

 キサイベースは物流自動化に関する新たなアイデアの創出や、新商品の開発、検証をするための施設。特殊なゴーグルを使って現実世界と仮想世界を重ねて表示する複合現実(MR)技術を用い、設備の規模や搬送速度などをシミュレーションできる。現実空間に開発機のCGデータを重ねて表示するため、開発時のイメージと実機とのギャップを抑えられる。システムのレイアウトや他機器との組み合わせなどもその場で確認できる。

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