生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

2023.05.15

連載

[ショールーム探訪vol.15]中国・四国地方で自動化の情報発信/トリツ機工「SRSC」

商社の枠を超えて

「SRSCを活用して、自動化や省力化の提案に力を入れたい」と語る鳥津実社長

 今後の展開として鳥津社長は「工作機械や切削工具の営業活動に合わせて自動化の提案やSRSCのPRができるよう、全社員に安全衛生特別教育を受けてもらおうかと思っている」と話す。

「また、装置の組み立てや仮組みなど簡単なシステムインテグレーションができるような体制作りをしたい」と意気込む。「パートナーであるSIerの仕事と競合しないことが前提」としながら、機械商社や商社そのものの枠を超えて、ものづくり支援に力を注ぐ考えだ。

(ロボットダイジェスト編集部 松川裕希)

[取材記者から]
「〇〇がなかったら」と仮定してみると、そのありがたみを再認識できることが多い。SRSCのある岡山市は瀬戸大橋で四国とつながり、高速道路を使えば山陰地方からも十分に日帰り圏内だ。ロボットメーカーの比較検討を含む自動化の相談に、日帰りで行くことができるとすれば、SRSCの重要性は今後ますます高まるのではないだろうか。


施設概要
名称:瀬戸内ロボットサポートセンタ(SRSC)
所在地:岡山市南区福成2-13−12
予約申し込み:公式サイト(http://srsc-tori2.com/)下部の「お問い合わせ・見学希望」ページより

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