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　同施設はオープン直後でTM AIコボットを１台置くだけだが、デモ体験の内容を拡充する構想もある。 　「ロボットに搭載できる人工知能（AI）オプション『TM AI＋（プラス）』の機能の１つにAIモデルのディープラーニングがある。それを披露するために、TM AI＋用のトレーニングサーバーも設置してデモ環境も整えたい」（竹内常務）。 　今年３月には、「TM AI＋」などオプションで提供されていた画像処理の関連機能の多くが標準装備となる。それらの機能とロボットアーム、標準搭載のカメラが統合されたメリットを顧客に訴求し、拡販を加速させるのが狙いだ。 　また、同規模の施設を大阪府や九州地方に設ける計画も進む。竹内常務は「TM AIコボットは初心者でも扱いやすいが、拡張機能なども含めより専門的な操作を行いたい上級者にとっても簡単に設定ができるため、幅広いユーザー層に使っていただける。その使いやすさを全国にアピールしたい」と意気込む。

（ロボットダイジェスト編集部　西塚将喜）