[活躍するロボジョvol.30] 館長のやるべきことをやる/ダイドー 三橋愛莉花さん
メカトロニクス専門商社のダイドー(名古屋市中村区、山田貞夫社長)の三橋愛莉花さんは、東京都江戸川区にある「東京ロボット館」で2代目館長を務める。ロボットの見学や実機テストができる「ダイドーロボット館」は国内3カ所にあるが、三橋さんは同社で初の女性館長だ。「多くの知識が必要な仕事ですが、新しいことを学ぶのは楽しく、やりがいも感じます」と三橋さんは語る。
来場者とじっくり話す
さまざまな相談に応える
ロボット事業部へは、自身で異動願いを出して19年に移った。三橋さんは「ダイドーの強みであるロボット事業により深く関われる仕事がしたかった」と振り返る。インサイドセールスを担当していた間は、ロボットの基礎的なことは学んだもののそれほど関わる機会がなかった。異動後は東京ロボット館に配属となり、来場者の案内がメインの業務となった。 「お客さまの課題は似ていても現場ごとに状況は異なるため、回答も毎度変わります。さまざまな相談に応えるうちに、ロボットに関する知識が深まりました。とはいえまだ勉強不足な部分もあるので、エンジニアと連携してお客さまの困り事に提案することも多いです」と語る。